快風丸

俺の船に乗らないか。

シブく滞る

2007-08-12 01:13:33 | Weblog
 やっと来た夏休みの始まりは名古屋から大阪へ向かう渋滞で始まった。
この狭い日本に車が多すぎるのだ。

 車が少なくなれば、必然的に事故が減るので安心して暮らせる。環境にだってよ
いはずだ。地球温暖化を抑止する効果も期待できよう。空気は綺麗になるし、長生
きできるかもしれない。

 車の数を減らすことはできないのだろうか。たとえばマレーシアでは、高い税金
を掛けて、庶民には買えないようにして、自動車の台数を減らしたのだそうだ。
できるのである。
 オランダでは国が主導して自転車道を整備して、自転車に乗ることを奨励してい
るという。

 しかし、この工業立国において自動車は重要で優秀な商品なので、これが売れてくれないとこの国は立ち行かない。どうしようもないのだろうか。

 同じく、自動車が主要産業のドイツでもオランダに次いで自転車道の整備が進んでいるという。これは、国主導ではなく市民運動から発生したという。

 自分も運転しているから渋滞にはまってしまった訳で、矛盾した話とも思う。
しかし、便利な工業製品はそれが便利であるほど、その裏に危険をはらんでいると
いう事実を忘れたくない。