快風丸

俺の船に乗らないか。

空蝉

2007-08-10 13:20:45 | Weblog
 朝、目覚めて窓を開けると赤と青の朝顔、そして蝉の声。
なぜ、蝉は1週間で死んでしまうのだろう。
なぜ鳴き続けているのだろう。
だまって樹液を吸っていれば、もっと長生きできるんじゃないだろうか。

 蝉の声は、その一生とは裏腹に、哀しくも切なくもない。
思い切り良く、力強い歌だ。俺は生きている、ここにいると命の限り叫んでいる。
なんてロックなんだ、なんてブルースなんだ。歌うことが生きることなんだ。
 
 なんだ、友達じゃないか。
俺も生きている。だから命の限り叫び続けることにするよ。
これがロックだから、ブルースだから。

 そしてその抜け殻は生きた証。

'07. 8.14、マリー・アンド・ファナーズ LIVE at ELEVATI