快風丸

俺の船に乗らないか。

寒中整備

2011-01-24 01:33:36 | Weblog
 サッカーの試合が終わって、息子が電話をかけてきた。
自転車が動かなくなったので回収に来てとのこと。
 車で5分走って小学校へ。自宅の駐車場にてチェック。



 なんともなかった。おそらく変速機の操作ミス。良かった。

 もう寒いついでに、こないだ買ったのも整備しちまおう。



 フレームは希釈アルコールで拭く。チェーンを洗浄して、不要なリフレクタを
外す、スタンドとディレイラーガードも不要。
 
 変速機の調整。シマノの安い鉄製のディレイラー。よくママチャリについてるヤツ。
息子の自転車も同じものが付いている。
 これが買ったときから不具合。調整したが、いまひとつシャキっとしない。
来週、もう一回見ることにする。

 で、ワイヤー。この黒いビニールの部分は”アウター”と言います。中に、ワイヤー
が通っていまして、このワイヤーは”インナー”と言います。
 そのアウターが長すぎる。この状態だと、アウター自体が抵抗となって、インナーが
スムーズに動かないのだ。ブレーキの引きが重くなる。本来の性能を発揮できない。



 で、ブレーキワイヤーを外して、インナーを切ります。Vブレーキは初めて扱う。
部品点数が少ない。すなわち単純で故障しにくい構造である。良くできている。
かつて、ディスクブレーキが主流になる前は、マウンテンバイクには標準装備だったが
今は、ATBにその名残をとどめるのみ、時代はかわる。

 前ブレーキの鳴きを解消すべく、プレーキシューの表面をサンディングする。
いくらか解消したが、まだ鳴く。
 これも来週、再チャレンジだ。

 で、アウターの中に注油して再組み立て。
 
そしてチェーンに注油。

 とりあえず、なんとか乗れるようになった。

 寒かったけど、自転車作業に没頭する、なんとプレシャスな時間であることよ。

 息子は2ゴール決めたそうである。