連なる緑の月

　続いてゆく繰り返しの中で

いちばんうしろのほうにいて

石ころけとばして

何も変わっていないなら

月が沈むそのまえに

新しい旅にでよう

界隈

 なにもはじまらない。

なにも終わらない。

それを受け入れる街がある。

午後のはじまり

　鶴橋にて。

寿屋

　中津、寿屋の跡地。

やっと解体されるのか。

小学生のころ、これができたときは、衝撃的なほど近代的な感じだった。

これを中心に、あんなににぎわっていた一角が、今はすっかりさびれている。

ここへ来るたび、複雑な気持ちになってしまう。

白いソニックのシート

 高級レザー。

グリーン席じゃないのにこのラグジュアリー感。

素晴らしい。

雨窓

　おおきな窓、雨、かわら屋根。

泣いているのは空か。

ピザ屋のあかり

　勝川駅前のピザハウス。

カジュアルで、なかなかよい。

あえてピザの写真は載せないことにしました。

宇島－小倉

　白いソニック。

全ての電車のなかで、いちばんカッコいいと思うのです。

どこ見テング

　宇島駅のホームに立つカラス天狗。

左９０度回転して、ホームに入ってくる下り電車を迎える姿勢にしたらどうだろう。

裸家