気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第2回 みちのく津軽ジャーニーラン250km ~その6~

2017年08月12日 13時02分14秒 | みちのく津軽ジャーニーラン
大会から1ヶ月くらい経ってさすがに記憶があやふやになってきた。


今別のコンビニでリタイア決定。
バス停で寝て、気が付いたら3時過ぎ。
脱いで乾かしていたソックスとシューズも良い感じで乾いている。
ふやけていた足も、戻っている。
確認すると、ふやけて皺になったところに小さいマメが出来ていたけど
大きなマメや皮剥けは出来ていなかった。
最近の虫除けの効果も素晴らしく。蚊が周りをぶんぶん飛び回っている割には
刺されたのは虫除け塗り忘れた時計の裏の部分1箇所だけ。

さて、ここで夜明かししてもいいけど、始発までは時間がある。
とりあえず今別駅に行ってみる。
駅は改装中で中に入れず。横のトイレも古くてちょっと・・・。

時間もあるし、先へ進んでみる事に。
幸い身体は痛みも無く、ピンピンしている。

再びコンビニに入りホットコーヒー購入。
飲みながらコース復帰。

歩道も無く、外灯も少ない細い道だ。
時折、大型トラックが横をかすめていく。
眠気でフラフラしているときだったら、怖かっただろう。



隣町の大川平に着いたころには、空が白み始めている。



山裾には雲が掛かっているが、青空も少し覗いている。
今日は晴れるのかな?



今別のコンビニから5km弱で「道の駅いまべつ」到着。
ここはJR津軽線の津軽二股駅と本州最北の新幹線駅 奥津軽いまべつ駅がある。
北海道新幹線は去年開通したばかりなので、ここの駅舎も新しい。

始発にはまだ時間があるようだ。
駅舎の横に3人、バス停小屋に2人のランナーが寝そべっている。
その中にレジェンドG島さんを見つけ、隣に座りこむ。

実はレジェンドG島さんとは意外な共通点(笑)があり、知り合って間もないのに
親しくさせていただいている。
ここで、いろんな話をさせていただいた。
8月にG島さんが企画している大会の話なんかもいろいろと聞かせていただいた。

中の島辺りから同じようなペースで何度もすれ違ったおじさんコンビもここで
夜明かしをされたらしい。
最近知った事だが、そのうち一方はおっさんランナーズだったとか・・・!?



道の駅の立派な駅舎があるが、駅自体は無人駅。







6時19分始発電車がやってくる。



これを逃すと、次は8時37分まで無い。
G島さんは新幹線で青森まで行こうかと思っていたらしいが
皆で帰るほうがいいということで、同じ電車へ。

竜飛岬辺りでリタイアした人も、結局この電車の始発「三厠駅」で乗る他無く、
車内にはランナーも多い。

チアコスY澤さん&Y川さんコンビ、喫茶DO K嶋さんを見つけ、ボックス席で
感想に花を咲かせる。

次のCP最寄の駅「大平駅」からも何人かのランナーが乗って来る。
中には、川の道ランナーやさくら道ランナーなんかの実力者もいてびっくりする。


と、電車が突然急停車。

なんだろうと思っていると、車掌さんが車内を走り回りだす。
アナウンスで昨日の豪雨のせいで倒木があり、少し遅れるとのこと。
まぁ時間はあるし焦る必要も無いのでのんびりと構える。

車掌さんが何度か車内の往復して「いや~、昨日も止まったんですよ~」
などと教えてくれる。
やはり昨日の雨はこちらでも特殊な気候だったんだな。

しばらくして無事電車は動き出す。

やがて、乗換駅である「蟹田駅」に到着
ここでトラブル第2弾。乗り継ぎの電車が既に出発してしまったとのこと。
次の電車は9時20分まで無い。
なんとJRが青森駅までタクシーで送ってくれるという。
しかし、小さい町なので現在タクシー2台しかないので、青森から呼ぶので
ちょっと待っててねとのこと。
1台に学生さん達が乗り込み、もう一台にはランナー4人が乗り込む。
残り12人のランナーが待合室で思いがけずの交流会が始まる。

実力者のT橋さん、去年のこの大会やオクムで見かけたK村さんやI塚さん
M崎嬢とも再会、あのバイパス分岐路で迷ってタイムオーバーだったとか。

しばらくするとタクシー到着。
分乗すると、すぐにウトウト・・・。

観光では普段来る事のない青森駅西口へ到着。
ねぶだのワラッセとかある東口と違い、通用口のような小さな駅舎だ。



特急料金を支払い、「特急つがる」乗車

早くも懐かしく感じる弘前へ無事帰還。

何人かはタクシーでゴール会場へ

リタイアで体力有り余っている人達は歩いていく。
遠くに見えるさくら野百貨店の看板を目指し
「あっちかな?」「こっちかな?」とトコトコ歩いていく。
基本、こんな大会出る人達は知らない道を歩くのが大好きだ。

やがてゴール地点であるさくらの百貨店に到着。



今回辿り着けなかった場所。
去年よりちょっと奥まった場所にゴールラインはあった。

途中で記録が止まっているチェックシートを提出する。
ドロップバックはまだ帰ってきていないという。
とりあえずクッサイ身体を洗い流したい。
建物内のホテルへ入り、鍵とタオルを受け取る。

大浴場に入り、テーピングを外し、身体を洗い流す。

湯船で懇親会でもお会いしたが、佐渡1周で同室だったMさんと再会。
今回は200kmに出場、残念ながらリタイアしたとのこと。
よく行かれている沖縄の大会のお話を聞かせていただく。

お風呂からあがると、ビール呑み呑み、広間でしばらくゴロ寝

予約しているホテルのチェックインは16時からだし、お腹も空いてきていたので
時間つぶしにコースを逆に歩き出す。
昨日とうって変わって歩いているだけで汗が噴出す。

多くはないが、ぽつりぽつりとランナーが帰ってくる。
エールを送る私の参加賞Tシャツに気が付くと皆笑顔になる。
こんなにころころ変わる、しかも雨や暑さの厳しいコンディションの中
帰ってくるランナー達は強い。

途中にあったラーメン屋に入り、煮干の出汁が効いたラーメンをいただく。
やはり、大会後はラーメンの塩っ気が美味しい。

さらに逆行する。



ここにも応援看板
「ラスト1k HYNGD」 地元のRC ハニーグッドのお仲間でしょうか?



ゴール地点が見える橋に到着
しばらく帰ってくるランナー達にエールを送る。
橋の上で風が通るとはいえ、暑さでじりじり焼かれていく。
もうちょっといたかったんだが、ぼ~っとしてきたんで帰ることに。



今年も大会中はそのお姿を見せてくれなかった岩木山

ホテルに戻ると丁度ドロップバックが帰ってきていた。
一旦、退散し、タクシーでホテルへ

ホテルは昨年と同じ駅横の小さなホテルだ。
玄関をくぐると
「あらあら、こんなに早く来ると思わなかったからエアコン入れてないわ」
といいながら女将さんが出迎えてくれる。

早速、コインランドリーでクッサいウェアを洗濯。
洗濯機が止まるまで、寝落ちしないようにするのが大変。
なんとか時間どおりに回収する。

部屋でベッドにゴロンと横になったら、もう駄目。ダウン・・・


気が付いたら19時頃。

う~ん、ここからゴール地点に戻っても終わってるな~。
夕食買出しに出かける。

昨年と同じく、何食べようか迷っているうちに店が閉まっていく。
居酒屋なら開いているんだが、あんまり酒呑む気にもならん。
結局、閉店間際のデパートの地下に行き、
お勤め品で半額になった寿司やら惣菜やら買い込み
ホテルで乾杯!!。

今晩はいくら寝ても寝過ぎってことは無い
コメント (4)
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