気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km~その4~

2016年10月17日 09時12分41秒 | 佐渡島一周エコ・ジャ...
ぶるるっ・・・
寒さで目が覚める。
眠りすぎたかっ!と一瞬焦って時計を見ると、40分程経っていた。
20分の予定だったが、まぁいいか。
短くても睡眠を取った事で頭はすっきりしている。

早朝に近づいてきて気温が下がってきたようだ。
EXライトウインドジャケットを羽織る。

3時40分くらいにバス停を後にする。
硬い木のベンチで寝ていたので、身体がバキバキに硬くなっている。
まずは身体を温めないと。
歩く事からはじめる。
何人くらいのランナーが通り過ぎたのかな?

赤泊は佐渡の町の中でも大きい方だ。
参加賞で貰った、北国酒造の酒蔵の前や
寺泊に出ている佐渡汽船の港も通り過ぎる。

20分くらい歩いてから軽くジョグする。

仮眠前から左のアキレス腱の辺りが痛くなっていたが
冷えた事でさらに痛くなる。
一度止まり、外灯の下で靴を脱ぎ、追加のテーピングする。

この辺りは走ったり歩いたり。夜間は無理しなくてもいいかな。
最初、水平線にあった半月も今は天空に輝いている。
対岸の新潟の街明かりもあって、星空はさっきよりはぼんやりしている。
おかげで、星座も分かるようになる。

ただただ、もくもくと進む。
そして・・・



「走った事がある者だけが見られる、待ち望んでいた夜明けの空。」

大杉地区辺りで水平線がうっすら明るくなってくる。









アンパンマンや妖怪達、動物さん達も日の出を喜んでいる(笑)



残念!日の出は岬の影に隠れてしまった・・・。

24時間経過時は148kmくらいだったかな?
気温が上がってくると共にEXライトウインドジャケットは脱ぐ。

体内リズムというものは凄いもんで
日の出を全身に浴びることで身体が日中仕様になっていく。
・・・消化器も同様らしい・・・
朝のお勤めの気配がしてくる。
比較的大きな羽茂大石の町に到着。
トイレを探すが見つからず。まだ余裕があったので通過する。

しかし走っているうちに徐々にお腹が痛くなってくる。

や・・・やばい・・・
慌てて地図を取り出し、トイレの表示を探すが近くには見当たらず。
漏らすくらいならいっそ道端で・・・とあらぬ事も考えるが
明るくなって、交通量も増えて迷っているうちに小木の街中へ
街中でしゃがむ訳にもいかず、そこらの民家に飛び込もうかと思っていると、
「佐渡汽船 フェリー乗り場 直江津行き」
の標識を発見。
フェリーターミナルならトイレはあるはず。
一縷の望みを掛けてフェリー乗り場を目指す。

ターミナルが見えてきた。
目標が近づくと、お尻が早く出せーと反乱を起こしそうになる。
ターミナル到着!!!
ん?どーみても開店前、閉まっている・・・
うぉぉぉヤバイヤバイヤバイ!!!
すでにお尻はスタンバイ状態。

まて、冷静になれ。
過去の経験から、フェリーの駐車場には24時間のトイレがあるはず。
どこだ~~~!目を皿のようにして探す。

隣に公園がある。あの端っこにある小屋は・・・
違っていたらもうお終い。さっきからつんつんとお尻をノックしている。

果たして・・・
トイレだ~~~~!!
間に合った・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホッ・・・。

と言う訳で、小木の町ではたらい舟とか思い出すことも無く必死でした。
以上、汚い話して申し訳ございません。

今まで一本道だったが、ここら辺りから地図を見ながらじゃないと
進めなくなってくる。

小木の商店街の入り口にある商店のご夫婦が応援してくれる。
商店街は古い町並みでいい雰囲気だ。

商店街を抜けるとキツイ上り坂に入る。
途中におぎの湯があるが、開店は13時。当然閉まっている。残念

宿根木やエイド近くの沢崎灯台への案内標識も増えてきて励みになる。

登りが終わると風景は一転し田園が広がる。



農道脇には彼岸花が並べられていて、目を楽しませてくれる。

洗車をしていたお兄ちゃんが
「どこまで行くんですか~?」と聞いてくる。
「めおと岩までです~」と答えると
「マジですか~~?」と驚く。
佐渡島一周してきた事を伝えると更に驚く。
「今日、何人も通り過ぎるからなにかと思った」とのこと。
「まだまだ、来ますよ。ゾンビの群れが」と言うと
「がんばってくださいね~」と笑いながらエールを送ってくれる。



でっかいお地蔵様。「幸福地蔵」さんだそうだ。近くで見てみたいなぁ。

ゆるやかな下り坂を進むと千石船展示館



ここもまた開館前。窓から少しだけ千石船が見える。
これで佐渡の金を本土に運んだそうだ。
ここで炭酸飲料補給。



少し行くと細い道に誘導される。
十王坂、久しぶりの階段に腿が悲鳴をあげる。
降りきると





宿根木の古い町が広がる。千石船の船大工が作った町だそうだ。



舳先のような建物。
なんとなく撮ったが後日パンフレットに同じ構図があったので笑えた。

町の出口からの強烈な坂を上るとまたしても田園風景。
その後、ゆるやかなワインディングを抜けると



長者ヶ橋



・・・この外灯の飾り・・・小木(おぎ)と扇の洒落か?
それとも佐渡おけさの笠かな?

渡ると



第4エイド 159.8km 深浦展望台 8時過ぎくらい



眺めの良い場所だ。
先客は第三エイドで先に出発していた年配のランナー
眼鏡の女性ランナー
いずれも先に出発される。
後、説明会で一緒のテーブルだった髭のランナーさん。
この方はじっくり休んでいた。

お腹も空きはじめていたので
カステラ、笹団子などお腹に貯まりそうな物を色々いただく。

スタッフにお礼を言い、20分弱で出発
入れ替わりに3人くらいのランナーが到着してきていた。

下っていくとすぐに



お馴染みの標識



間違えやすそうな分岐点。
ここは右へ

脚はまだ走れてはいる。
トンネルを抜けたところで歩いている眼鏡女性ランナーをパス。



神子岩



表面の模様が面白い奇岩



枕状溶岩
等々、面白い岩が並ぶ



現代版たらい舟は船外機付き。



対岸に大佐渡が見えてきた。

ゴールのめおと岩近くの火力発電所も見える。
残り、フルマラソン1本分のはずだが、とてもそうは思えない。
霞んでいるせいか、すごく遠くに見える。

なんだか絶望的な気持ちになるが、
とにかく前に進まなきゃ終わらない。
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第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km~その3~

2016年10月15日 10時41分22秒 | 佐渡島一周エコ・ジャ...
水泳大会、身体不調といろいろあり、すっかり間が開いてしまった。
記憶も段々飛んでいく~。


さて、両津の町外れ 
エイド&仮眠所 93.3km「住吉温泉 寿月館」到着
見た目普通の民宿。
玄関開けるが誰も居ない・・・。この入り口でいいのか?
「すいませ~ん」と声を掛けると
はいはい、と白髪のご主人が奥から出てくる。
到着時刻を記録してもらい。
「奥に食事あるから、お風呂は横ね」と新婚さんのような案内をされる。

お風呂へ直行。
誰もいないので広々使える。さっと湯船にも入り
持ってきた新しいウェアに着替える。
着替えていると、浴室にOverNight君と、何度かすれ違った年配のランナーさんが
入ってくる。OverNight君調子は良さそうだ。

すっきしした状態で大広間へ。

ショートカットのUさんと花柄パンツのOさんが先にご飯を食べて、
ほぼ入れ替わりに出発していく。



いなりずしメインの夕食
暖かい豚汁が美味しい。
「ビールもあるよ」と進められるも、夜間走行で気をつけなきゃいけないので
「止めときます」と言うと、なぜか残念そうな主催者さん(笑

ここでは布団で寝ることもできるが(予約制1500円)
まだ21時にもなっていないのに眠い訳がない。
そのまま出発することに
ペットボトル(水、お茶、スポドリのうち1本)と夜食のおにぎり2個頂き

出発。
滞在時間1時間くらい。


外は冷えてきている。
身体が暖まるまで速めのペースで歩き、走り出す。
出発してすぐに着替えたことが大正解だったことに気が付く。
特に靴下。乾いた靴下はホント気持ちいい。

夜の佐渡路を走る。
外灯はぽつりぽつりとあり、交通量もこの時間は多い。

100km通過が何時だったのかよく覚えていない。
GPSは当てにならんし、仮眠所でラップ止めてたし。

仮眠所を出てから2kmくらいだろうか、
自販機の横で男性ランナーが休んでいた。
挨拶しエナジードリンクが飲みたくなったので購入していると
「仮眠所たどり着けなかったんですよ」とのこと。
2km戻るくらいならこのまま行っちゃいますと言われ、
本部に電話してみますと言われていたが、無事ゴール出来たのかな?


両津の街から遠のくにしたがって、外灯の数も減っていき
海には対岸の大佐渡の外灯が遠くに見えるのみ。
ふと、ライトを消して空を見上げる。

そこには満天の星空が広がっている。
都会では見ることが出来なくなった天の川も見える。
星が多すぎて、星座もどれがどれだか分からない。
しばらく、ぼけ~っと眺める。

○夜間走行あるある。その1
星空を見た後、ライトを点けずに走り出そうとして慌てる。


小佐渡の東海岸沿いを走っているのだが、
イメージではすぐ終わると思っていた。意外と長い・・・。

○夜間走行あるある。その2
暗いと斜度の感覚が掴めず、上り坂も意外と走れちゃう。

細かいアップダウンはちょこちょこある。

明るいうちに観に行きたい津神島を抜けると、姫崎灯台入り口
ようやく小佐渡、最東端を折り返す。

途端に、対岸に大都会新潟の街明かりが見えてくる。
さっきまでの大佐渡の外灯とは比較にならないくらい明るい。

公園でキャンプをしているグループがいる。
一声掛けて一杯ご馳走になりたい~。(笑)

この前だったか、後だったのか忘れたけど
集落の前を通っていると、脚を引きずりながら歩いているUさんが。
エールを交わし、先に行くが、
この先まだ100kmある、無理しなければいいが・・・。

んで、その直後、後ろからタッタッタッと元気な足音
あれ?Uさん復活したかな?(蘇るZ坂)と思ったら違う女性ランナー
第一声「いいペースですね~」
いや、それは貴女でしょ(汗
「あ、私は両津からだから」
なんでも日程的に参加できず、それでも参加したかったので
応援で両津から半分走って行くんだそうだ。
「じゃぁゴールで!」との声を残しタッタッタッと元気に去っていった。

パターンとして3~4kmごとに集落があり、
その間に軽いアップダウンの道が繋いでいる。

○夜間走行あるある。その3
色彩感覚がおかしくなる。

大抵の集落の海沿いは漁港があり、その前には広い歩道がある。
ある歩道の前でいきなり砂利道になった!と驚いた。
が、よ~くみると一面の蔓草。
LEDライトの光だと、緑色が分からず、グレーに見える。

○夜間走行あるある。その4
自分の影に怯える。

誰も居ない夜の道のはずなのに、視界の影に動くものが見えビクッとする
が、大抵は自分の影が揺れているだけ。
他、ガラスに映った自分ってものある。

みちのく津軽の夜は十三湖の廻りは視界が悪く一人旅だったが
そこを過ぎると遠くに他のランナーのライトがチカチカ見えていた。
佐渡ではそれもなく、どこまで行っても一人旅。


少し開けた松ヶ崎ヒストリーパークに到着
ここまでくればもう一歩

弁天崎から多田(おだ)の町が見え、エイドらしきものも見える。

第3エイド 127.6km 多田海浜公園

スタッフが手を振って招き入れてくれる。
ここには仮眠用の一人テントとタープが用意されているが
まだ誰も寝ていない。
先客のランナーは一人。入れ替わりにスタートしていく。

カップヌードルを頂く、暖かいスープが身体を温めてくれる。
少し前から左脚の足首に捻挫のような痛みがはしり始めている。
追加のテーピングを施す。

年配のランナー到着。公園の東屋で寝ていたら、私の足音で起こされたそうだ。
スイマセン。
・・・もしかしたら、この方、チャレ富士で同室だった方かもしれん・・・?
確認は出来なかったが。
私より先にスタート。

直後ランナー到着。スタッフ「24人目ですね~」
え?なんですと!?。私、着いた時は22番ってこと?
まだそんなもんなんだ。
てっきり50人くらいはいるもんだと思っていた。

GPSをここまで使ってきたエプソンからガーミンにチェンジ。
電源を切るとき、エプソンのバッテリーがまだまだフルなのを確認。
やっぱりログ採れてないや・・・。

スタッフにお礼を言いエイドを後にする。

すぐに長~い多田トンネル、1511m
しまった!GPSを入れ忘れた・・・。

トンネルを出てすぐにスイッチオン!
この時点で時刻は深夜1時58分

エイドでのカップヌードルでお腹が満たされた為か
深夜になって来た為か、眠気が襲ってくる。

みちのく津軽でも10分の睡眠でスッキリしたし
だらだら走っても、効率悪いし、危険なので寝床を探しながら先に行く。

どっかいいとこないかな~って探しながら走るのも割と楽しい。
夏場は蚊もいるので注意が必要。
あれは?と思う東屋があったが、なんか人影が。
既に先客ランナーがいる様子。

探しているうちに赤泊の町に到着。
老人ホーム横の公園のトイレを使う。その前の東屋も良かったが
周りに藪がある為、躊躇する。
他をあたるかと走り出すと、道の向かい側にバス停を発見。


(ストリートビューより拝借)

をっ!ここいい。
そ~っと中を覗く。誰も居ない
ドアもあるし蚊対策もオッケー

靴を脱ぎ、バックパックを枕にしベンチに寝そべる。
しばらくうとうとするがすぐにすぅ~と眠りに落ちる。
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鬼の霍乱

2016年10月15日 10時01分23秒 | 雑記
先週の横浜市民マスターズ水泳競技大会の後、
身体ぶっ壊れました・・・(苦笑
主にお腹なんだけど、まぁよくこれだけ出るもんだと感心するくらい
身体中の水分が出ました。
水泳大会の次の日は大丈夫だったのよ、14km走ったし(トドメか?)
次の日の朝、カレーパン食べたら気持ち悪くなってきて、その日の夕方どっかーん!
丸1日固形物食べられなくなって、ゼリー飲料でしのぐ。
1日たって、なんとか復活。
幸い、吐き気は無かったんで、仕事はこなしましたが・・・。
完全な脱水状態で体重が1日で2Kg弱減りました。

去年の村岡ダブルフルの後でも同じような状態になったしなぁ
あの時は3日間固形物が食べられなかったが今回は1日で済んだ。

佐渡島から水泳大会と疲労の蓄積が原因だと思うが
野辺山、津軽みちのくの後、平気だったのはなんでだ?


村岡の時は帰りの新幹線での駅弁食べた後、
今回は、朝カレーパン食べた直後に気持ち悪くなってきた。
う~ん、疲労時になんらかの食べ物を取ると逝っちゃうのかな?
季節の変わり目てきな何かか?それともサプリかアルコールか?


原因が分からんと大会の帰りの車の中でなったら洒落にならん。

まぁ、疲労時は大人しくしとけってことでしょうか?(苦笑)
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横浜市民マスターズ水泳競技大会

2016年10月11日 08時31分52秒 | スイム
佐渡島1周のリポートの合間ですが
10月10日体育の日、
横浜市民マスターズ水泳競技大会に出場してきたので
レポアップしちゃいます。

夏のある夜、相変わらずプールでバチャバチャやっていると
スイムスタッフから悪魔の囁き
「リレーメンバー足りないんです~、出ませんか?」

よく話を聞いてみると
年齢制限が25歳以上なので若者が出られない。
その大会の前後にも大きな大会があるので人が集まらない。
とのこと。

そこでスイムスクール会員でも無いのに、
おっさんで、年明けの通信記録会や鎌倉市水泳大会に誘われてホイホイ出てくる
私に声か掛かったというわけ。

私も、佐渡島1周の後、どうなるか分からなかったので10月のスケジュールは空けてある。
半年でどれぐらい記録が伸びたのか知りたかったので参加を決定。
マスターズ登録は必要無し。
横浜市民ではないが、スポクラがギリギリ横浜市内なんでOK!


朝5時起き
6時15分の電車で横浜まで。
市営地下鉄でセンター北駅
乗り換えで北山田(きたやまた)駅に到着



初めて降りる駅だが、乗り換えめんどくさい~~~遠い~~~。

駅前のコンビニで昼食を用意



ぐはっ!会場着く前に疲れてしまう・・・。





横浜国際プール

初めて来たけど立派なプールがあるじゃないですか~。



場所取り合戦の為、開場前から行列。
7時半開場

今回使用するのはメインプールじゃなく、サブプール
50mプールを真ん中でぶった切って25mとして使用。

集合場所のサブアリーナの位置が分からず会場をウロウロ
一旦プールサイドを通り奥へ行くとやっと到着。
スイムスタッフが場所取りをしている。
「早いですね~」
よく分からんから開場時間に合わせたのだが、
他の人たちは自分の参加時間に合わせて来るのだとか。
しまった、私の1本目は11時半頃
まだ3時間くらいある。

競技開始前に競技プールでアップや飛び込み練習ができるが
早くやりすぎてもその後冷えるし、疲れちゃうんで
ブルーシートの上で一眠りする。

10時過ぎに起き出し用意開始
メンバーもちらほら集まってくる。
スイムスタッフ1名、メンバー1名を除くと、皆 私より年上・・・。

ウォームアッププールに行くと、なんと水深2.5m
どぶんっ!と入ると、す~っと底近くまで行ってしまい、焦る。
かろうじてプールサイドに足を引っ掛けられるが、
足が着かないのは不安だし、疲れる。
底が深く距離感掴めない為、クイックターンが空を切る事数回。
軽くウォームアップ。

女子メドレーリレーを応援後、召集。

1本目は50mフリー

飛び込みはぶっつけ本番。

ヨーイ・ピッ!

頭の中は真っ白

飛び込んだぁ~!あっドルフィンキックがうまく行かない~、あっもうタ~ン!
タイミングが合わない~近すぎた~!もう少しだ~!キックもっと蹴らなきゃ!
あぁ疲れてきた~!

ゴール!

記録は37秒15  25mは17秒43(

わたわた慌ててた割には自己ベスト1秒縮めた。25mも速いじゃん(自分にしては)
しかし、想像以上に疲れた・・・。

サブアリーナに帰り、ぐったりして昼休み。

昼休み明けには100m個人メドレー。
個人メドレー自体初挑戦。
初挑戦なので、自己ベストとか関係ないし、25mづつなんで気は楽。

少しアップして召集

ヨーイ・ピッ!

バタフライは無難にこなす。隣のレーンは速い!
バック。ドルフィンキックは2発できた。遅いので気ばかり焦る。
問題はターン。クイックなんて出来ないので無難にタッチターン。
姿勢が乱れた、ブレスト。一搔き一蹴りするが、既に息が苦しい。
隣のレーンは遥か遠く。反って気が楽になる。
フリー。ここで稼ごうと思っていたが、もうバテバテで腕が重い
なにより呼吸が苦しく、頻繁に息継ぎ。
キックもしゃぱしゃぱ振っているだけになる。

ゴール!

1分44秒34
うーん、まぁこんなもんでしょ。
初挑戦なのでこれでタイムの基準ができた。
バックとブレストで休憩しようと思っていたのだが、想像以上に疲れた。

その後、すぐに100mフリー

グロッキー状態。最初から流す
キックを2ビートにし、体力温存を図る。

1分25秒71
自己ベストから2秒くらい遅いが、よくこれで持ちこたえたもんだ。

1時間程、サプリ飲んで寝て過ごす。

メインイベント
100mフリーリレー。

女子を応援してから召集。

なぜか遅い私がアンカー。
トップはスイムスタッフ。競い合って2~3番手くらいでタッチ
セカンドで少し遅れる。少し気が楽になる。
サード、少し盛り返す。をいをいマジかよ。
アンカー。タッチを待ちすぎて少しタイミング遅いスタート。
フォームとかもう関係ない。出来る限りの力で搔ききる。
キックは最後には疲れて、上から見たら痙攣してるように見えたかも?

ゴール!

1分04秒59 
やはりリレーは燃える。


その後は急き立てられるようにして会場を後にする。

地元に戻ってから、参加者数人で打ち上げ。
新しい友人も増えた。


スイムを再開してから2年くらい。
今、伸び盛りで楽しい。
0.1秒を争うスタートの緊張感はマラソンでは味わえない。
半日でさくっと終わるところもいいしね。

メインはやっぱりウルトラマラソンだが
スイムも生涯スポーツとして取り組んでいきたい。


マスターズ登録しようかなぁ~・・・。

10月11日追記
記録証が来たのでタイム修正しました。
おかしいと思ったんだ~。
37秒掛かった50mの半分で14秒台だと残り23秒掛かった事になるし・・・。

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第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km~その2~

2016年10月08日 08時55分33秒 | 佐渡島一周エコ・ジャ...
第1エイドを出発

GPSのオートチェックによると6分30秒前後/kmとなっているが
なんかおかしい・・・
上り坂でも下り坂でも数値が変わらない
距離も30kmで3kmくらいずれている。
「こいつ・・・動いてないぞ・・・」
こういうことは過去にもあった。
ガーミンではGPS電波が途切れるとメッセージが出るが
エプソンでは表示無し。その際、加速度センサーのみで距離計測を行っているらしい。
結果、家に帰ってログをみて、ルート補足してなくてがっかり。
と、いうようなことが何度かあった。
今回もたぶんそれ。
一度停めて、電波拾いなおしても長いトンネルも多いこのコース、たぶん又途切れるだろう。前半のログはあきらめた。
この時点でGPSはただのストップウォッチと化す。





岬の形も様々

この辺りで同じようなペースで走っていたのは
花柄パンツの女性、Oさんと
前夜祭で木曽100kmのTシャツに反応したショートカットの女性、Uさん。
いずれも愛知県からの参加
スピードは私の方が速いが、ちょっとサボったりトイレとか行ってると
すぐに抜かされる。うかうかしていられない。
こういう人たちがいると、ただ走っているのにも張りが出る。
(男性も数人いたが、微妙に速かったり遅かったりで印象残らず)



跳坂(通称Z坂)が見えてきた。

手前の商店にランナーが数人たむろって入るのが見える。
必要なかったので寄らなかったが、後で聞いた話では
スイカをごちそうになったらしい。しまった~!!
常連さんは知っていたのね。
とてもありがた~い商店さんです。

向かいのトイレには寄って、出てきたところでショートカットのUさんとばったり。
「あれが噂のZ坂ですよね~」
なんでも、前に見た佐渡トライアスロンのテレビで見たZ坂を登って見たかったそうだ。



Z坂入り口にある滝に一抹の清涼感を貰う。
こんな機会も滅多に無いので、Z坂を走って制覇することに。
「お先にどうぞ~」というUさんに「また後で~」と言いながら
がしがし走っていく
実は、Z坂凄く見えるがZの最初と最後で1Kmくらいしかない。
男性ランナー一人抜き、途中にあるトンネルへ
現在トンネルは工事中。



佐渡限定モデルでしょうか?



Z終点辺りからの眺め、一気に上るため気持ちいい!



人が豆粒のようだ。
はるか下には花柄パンツのOさんの姿も・・・。

よしっ!Z坂制覇だぜ~~!
と思った瞬間、これは知らなかった・・・。
Zが終わった後にも登りが続くなんて~~~!
そこから約500m上りが続いてました。
こうなりゃ意地だ・・・と走りとおす。
未だ45km、この先163kmもあるのにこんなに体力使ってどうしましょ?



上った先には高~い橋



下を眺めるとヒィェェェ~!!
大ザレの滝が見える。

この先、細かいアップダウンが続く
Z坂を走ったツケか、腿前面が痛く重くなる。
足裏もなんだか痛い。
それに伴い集中力が無くなって来て、速度も落ちる。
台地を過ぎればZ坂で上った分を一気に下る裏Z坂。
うぉぉぉ、下りが腿に響くぜ~。
と、後ろから軽快な足音が近づいてくる。
思わず振り返るとZ坂で置き去りにしたはずのUさんがニコニコ近づいてくる。

いかん、このままでは抜かれてしまう。
坂を降りきったところで、さも水が切れました~という体で自販機にドロップアウト。(苦笑)
(男には意地と言うものがあるのだよ・・・)
と思ったら、Uさんもその先の自販機で休んでたけど。



なんか面白そうな磯辺。レースじゃなきゃ寄ってたな。



道も細くなり、トンネルも岩盤くり貫き系へ





大野亀が見えてきた。
思っていたより雄大でなかなか近づかない。

草原の中の上り坂を行くと



大野亀ロッジに到着。
ロッジのテラス席で先着していた鬼太郎さんが炭酸麦ジュースで乾杯中。
寄るつもりは無かったのだが、それを見てしまったらふらふらと中へ
大野亀をつまみに一人乾杯してしまった・・・。
Uさんが軽快に通り過ぎていく。

その間、花柄パンツのOさんが追いついてきて、ソフトクリームを堪能。
をを、その選択もあったか~。
ほぼ同時に出発。



「願(ねがい)入り口」と書かれた看板の下の矢印にしたがって
ダダ下り。



民宿の並ぶ小さな漁村を抜け、二ツ亀自然遊歩道へ



遊歩道と言う名の岩場



天然のトンネルも



当然、走れない。



賽の河原と呼ばれる、小さなお地蔵さんが並んだ空間を通り過ぎると



二ツ亀が目の前に
ここでトイレに入り、身を軽くする。
外で花柄パンツのOさんの声が聞こえ、先に行ったのが分かる。

すっきりしたところで再スタート。
しばらく海岸沿いを進み、上り坂へ



上りきったところで、佐渡島の北端 弾崎灯台。

佐渡一周線に復帰

この先、左折したところに第2エイドがあるはずだが、
なかなかたどり着かない。
初めて地図を取り出すが、わからない。
近くにいたランナーさんと「こっちかな~」と探していたところ



先に行っていたランナーさんが
「あったよ~!」と発見。



第2エイド 59.9km「鷲崎ふれあいセンター」到着。
スタートから8時間くらい

OverNight60kmで一緒だった兄ちゃん(めんどくさいので以下OverNight君)
が先着し、入れ替わりで出発していった。コース上では会わないのに
エイドでばかり会う。コース上で相方を見つけ一緒に走っているようだ。
この相方さん、前日に木曽100kmTシャツに反応した一人。

ごはんは第一エイドと変わらず、冷たいうどんとおにぎりでちょっとがっかり。
笹団子もあったのでそれはうれしかった。
足の裏の痛みが尋常じゃなくなってきたので、気休めにテープを貼る。
腿の痛みもあったのでバファリンも投入。
トイレを済ませ、お礼をいい出発。

漁村を抜け、佐渡1周線に復帰。




約10kmで内海府トンネル



これまた長い・・・



長い・・・



やっと出口。1759mあるそうだ。



遠くに見える両津の町



柳腰でセクシーな消火栓



両津港まで10km 



陽が傾いてくる。
85kmくらいから調子が戻ってきて
いいペースで走れるようになってくる。



真っ直ぐな虹が見えた。綺麗で見とれる。
彩雲というものらしい。タイミング悪く写真には収められなかった。
この辺りで花柄パンツのOさんをパス
「夕日が綺麗ですね~」などと話す。



太陽が沈むのは山を越えた向こう側。
燃えるような空。
ショートカットのUさんをパスするが、脚を引きずり歩いている。
ちょっと心配だ。



オレンジと薄紫が交じり合う。

ようやく両津の町へ



とたんに信号ストップが増える。

ここで安心してはいけない。
仮眠所のある寿月館は町外れにある。

フェリー乗り場を過ぎると街はさびしくなってくる。
路地も増えてきて前後にランナーは見え無いので不安がつのる。
何度も地図で確認をして

ようやく到着。

エイド&仮眠所 93.3km「住吉温泉 寿月館」
12時間ちょいくらい
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