北風

朝からかなり強い北風が吹いています。寒気団が来ているのでしょう。朝の気温は５度弱。昨日よりも相当寒い朝でした。昼１２時でも快晴だのに２３度台相当寒い感じがします。北から吹く風が北風、西から吹く風が西風・・・あたりまえですよね。ところが、海では全く逆なのです。西から流れてくる潮は東の潮、東から流れてくる潮は西の潮なんです。何故？「海ではどちらから来るかより、どちらに行くか？」が問題なのです。東に流れて行くから東の潮、西に流れていくから西の潮なんだそうです。もっとも、西の潮、東の潮と言わず、西流れ、東流れと言っているようです。下関にいたとき職員に聞いたらだれもが「？」で正解がなかったものですから、気象台、海上保安庁に聞いて納得です。面白いと思いませんか？下関にいたときの思い出をもう一つ。関門海峡は渦を巻くほど早く流れます。日本海側に大量の瀬戸内海の海水が出ていくのですから当然「引き潮」逆に日本海側から流れ込む時が「満ち潮」のような気がします。これが逆で日本海に出ていく時が満ち潮なのです。下関という点でとらえるとこの錯覚ができます。瀬戸内海という大きな場所で見ると、太平洋の海水が鳴門海峡という大きな口から流れ込むから満ち潮です。
関門海峡はちょうどじょうごのように口が小さくなっているので大量に出て行く気がしますが、入るほうがはるかに多いから押し出されているだけなんですね。午前中庭の草引きをしていたら「シラン」が咲いていました。