権現砦 - ごんげんとりで ー

自由人カメさんの日常

虫送り

2015-07-21 21:18:17 | 日記

わが邑南町矢上では鹿子原(かねこばら)で毎年7月20日に虫送り行事が行われます。これは以下の説明を読んでください

{毎月7月20日に行われる、鹿子原集落に残る五穀豊穣を願う伝統行事である「虫送り踊り」。島根県の無形民俗文化財に指定されているこの踊りは、古形を残す全国でも数少ないものと言われており、花笠に浴衣、紅たすき姿の男衆が腰に太鼓をつけ、乗馬姿のワラ人形を中心に美穂両神社から出発。独特の害虫退散を願う「虫送り唄」に合わせて行進し、町内各地で踊りを披露します。}

補足説明をすると・害虫はウンカ・花笠は今が満開のねむの花びらを模した笠・藁人形は斉藤実盛です。斉藤実盛は敵に追われて逃げるとき田んぼの稲株に足を引っ掛けて転んだところを討たれたという言い伝えがあり。稲株を恨んで最後の言葉に「ウンカになって稲を食い荒らしてやる」と言ったそうで斉藤実盛を手厚く馬に乗せて集落の外まで送る行事になりました。

鹿子原の虫送り踊

 

コメント (2)
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