大変な大災害になっています、昭和58年島根県西部水害がありました。三隅町が一番大きな被害がありました。当時はまだ通信手段も十分ではなく、NHKのニュースで三隅郵便局が水没している様子が映し出され慌てて救助班が結成され私も行ってきました。マイカーで行く道は指定なし「とにかく窓口が開けるまで帰るな」何度も迂回しながら現地に行くと建物内部は泥がべったり・・・スコップで掻きだすも重くって・・・
宿泊先は被害を受けなかった国府の畳が浦の民宿を確保してくれました。昼食はとにかく腐敗が心配です、メチャくそ塩からいむすびを準備してくれました。数日したら救援物資がどんどん届きはじめましたが、そのほとんどはインスタントラーメンです、暑い最中に熱いラーメン2回も食べるとうんざりしてきます。次に多いのが「現金書留」避難先もわからない人のところに届けるのは至難の業です。もらった人も買い物に行ってもどこの店もありません。無駄な作業でした。
後日反省会でこのような水害の際に準備すべきものを書いて出しました。私が提案したのは揚水ポンプでした、水害の時に水?怪訝な顔をされましたが近くの小川から水をくみ上げて床下の泥を水で流せばスコップよりはるか効率がいいのです。
後日談ですが・・・災害の非常持ち出し順位があります。郵便日付印はかなり順位が高いものですが・バイクだけはと暗闇の中を高台に持ちだして、後で調査に来た監察官から順番が違うと怒られた某局長は頭にきて「やかましいお前を川に流してやる・・」と怒鳴りあげたとか・・
暑さが大好きなサツマイモは順調です