かって郵便貯金ホールは今や郵政省の手を離れて民営化さらには命名権で上野学園ホールとなっています。昭和47年開館しました。
当時私は郵政局貯金部の予算経理担当でいろいろやりあいました。国の予算は特定の物品の購入は制約されます。同じ品の競争入札が大原則です、ところが美術品はそうはいきません、なぜこの品でなければいけないのか?芸術品て鑑定は難しいのです。そうした中で備前焼作家の壺・ピアノはスタウンウェイ・・・特定の品を入れました。最後にもめたのは結婚式場の「神棚」国は特定宗教のための出費は出来ません。私が考えた結果は「神棚」と言わない木製飾り棚の購入です。
後で運用する団体が神事を行い魂を入れると言うことで宗教物品になるのです。後は問題もなく今でも使われています。
ついでながら私もこの神前で100組以下の早い段階で結婚しました。