権現砦 - ごんげんとりで ー

自由人カメさんの日常

刺身

2010-01-21 17:17:28 | 日記
刺身の盛り付けはいろいろあります。山口県の日本海側の地方では刺身にした魚の皮を湯引にして添える風習があります。ブリ・スズキ・などおいしい皮が少しついていると今日の刺身は何の魚かわかるようにしているのだそうです。下関市あたりのお店でもつけていましたが最近ではほとんど見かけなくなりました。
やはり冷凍物の出回り・大衆酒場の発達がいい歴史をなくしているのでしょうか。
30年近く前下関に行ったときは、アナゴの輸入が始まっており、生体で輸入するので港で荷揚げする際に逃げたアナゴがよく釣れるという話を聞いていました、その後少しすると人件費節約のために中国でさばいて輸入するから釣れなくなったという話・また少しすると日本の醤油を持っていって焼いてから輸入するという話。
日本人は食べる機械になってしまいました。
翻って自分の身の回りを見ても、漬物を作らなくなって久しいです。刺身包丁も年に何回かしか出番はなくなりました。暇つぶしに畑にコンニャク芋を植えて自分でコンニャクを作っても消費する量は限られています。
便利さに流されてしまい、自分自身が食べる機械になってしまっている現実にあぜんとすることが多くあります。反省・反省・・・・

ロウバイが咲き始めています。
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1 コメント

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食べる機械 (阿品の凡人)
2010-01-21 20:41:51
なるほど「食べる機械」とは迷言?。自分で素材を選び、自分でさばいてつくり、味わうことが本当に少なくなりました。人は易きに流れやすく、出来あいの魚を食べるので、出刃も刺身も砥石もめったに出番がありません。でも転勤先で求めたこれらは手放されません。また、釣に出かけて包丁の出番を作りましょうかね。
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