昨日ご父兄にコンペのご案内をさせて頂きました。
初めての方はその内容がよくおわかりにならないと思います。
参加の意向のあるご父兄には、随時詳細の説明をさせて頂きますが
その前に、先ずこちらをお読みになって頂きたい、と思います。
導入期指導のスペシャリスト「藤原 亜津子先生」と
上級・受験期指導のスペシャリスト「佐々木 恵子先生」の
対談です。
「参加要項」の中に記載されてるものです。
抜粋しようと思いましたが、どの文章も削りがたいので
そのまま掲載させて頂きます。
勿論、今回は参加されない生徒さんのご父兄の皆さまも
是非、お読みになって下さい。
テーマは
【一歩前へ・・・誰もが成長できるコンクール】
サブ・テーマ
【コンペティションは絶好の「進む」機会】
--------コンペティションに取り組む意義について
先生方はどのようにお考えでしょうか?
藤原先生 コンペティションは結果が出る事ではあるけれども、本番に向かって、より突っ込む機会になる、という事ですね。また、期限が限られているというのが良いです。課題曲発表から当日までの間に、その子にとって計画的に取り組む事で、絶対に上手になりますよね。
佐々木先生 時には、コンペティションの課題に専念することによって、普段のレッスン教材のツェルニーが進まないからとか、バッハが進まないから、とコンペティションを受けるのを躊躇する生徒もいます。でも結果的に、コンペを受けた子達の方が絶対に上手くなっていますね。結局、モチベーションをあげておけば、そこまでみんな上がろうとするから、それが上手くなる秘訣ですね。ツェルニーの曲が何曲か出来たとしても、やっぱり全然違う。
藤原先生 進むとは何か、という事を、私はいつも子供やお母様達に言っています。「何がわかって、何がわかってないか」をわかるという事が、理解が進むという事ですね。
佐々木先生 意識が育つと、他の人の演奏を聞いて「何が良くて、何が良くないのか」という知識も備わってきますよね。自分が出来る、出来ないはちょっと棚に上げておいても、聞く耳が育つという事は、凄い成長ですよね。だから、受けられる状況にあれば、是非受けさせた方が伸びるのではないかと思います。
藤原先生 私の小さな教室でも全員受けているのですが、それは次なる目標を貰う事と、特に出来る子は謙虚になるんです。「上を見たらきりがないなぁ、深いなぁ」って、より謙虚になれる。競争の世界だけど、自分の学びの場としてこのステージがある、という事を生徒にしっかり説明し、各自が理解して取り組む事が大切ですね。自分ががんばれば、他の人のがんばりもわかる。取り組んでいれば、がんばりの差は歴然と自分自身が感じ、受け止めていますね。
--------そうゆう意識が入口(A2級:導入期)の段階から見えていると“当たり前”になるのですね。
佐々木先生 A2級から”当たり前”を感じられたら強いですよね。”当たり前”になって習慣化すると、さらに上を目指そうと絶対に思うはずです。
藤原先生 コンペティション があるお陰で、演奏する習慣や、演奏とはこうゆうことかと知る力が、入口から身につきやすくなりますね。
佐々木先生 C級から音楽よりも本格的になってきますが、それまでの段階で演奏することに対する意識が身についていると、F級まで難なく続けていきやすいですね。そういう意味では、コンペティションは競争する事を目的としている訳では全然なく、毎年その子が成長していく過程が大事だと思います。
藤原先生 そのプロセスが大事ね。
佐々木先生 私はそれに徹しています。
藤原先生 私もそう思います。戦いの場ではないと思うんですよね。やる気をさらに膨らませて、出来た事を喜び、まだまだなと謙虚になる。本当に地道ですが、それを繰り返していくことが成長であり、大事な事ですね。
かなり長いでした~
(注:文中の太字は、私が勝手につけたものです)
この後はレッスンの方法等、具体的な内容へと対談は進んでいきますが
取りあえず、「初めて受ける生徒さん」に一番判り易い部分を書かせて頂きました。
続きはお教室にいらした時にお読み下さい
キーボードを打ちながら一字一句が心に染み込んで来ました
この内容は、即「指導者」に対しても言える事だと思いました
私なりに感じた事も書きたいですが
只でさえ長くなっているので今日はやめて置きます
只、一つだけ。
コンペティションを勧めてはおりますが、これが全てという訳では勿論ありません。
ピアノを習う動機は様々です
このようなものには参加しないで
自分のペースで楽しくレッスンを続けてる生徒さんも沢山いらっしゃいます
あっという間に3月ですね
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初めての方はその内容がよくおわかりにならないと思います。
参加の意向のあるご父兄には、随時詳細の説明をさせて頂きますが
その前に、先ずこちらをお読みになって頂きたい、と思います。
導入期指導のスペシャリスト「藤原 亜津子先生」と
上級・受験期指導のスペシャリスト「佐々木 恵子先生」の
対談です。
「参加要項」の中に記載されてるものです。
抜粋しようと思いましたが、どの文章も削りがたいので
そのまま掲載させて頂きます。
勿論、今回は参加されない生徒さんのご父兄の皆さまも
是非、お読みになって下さい。
テーマは
【一歩前へ・・・誰もが成長できるコンクール】
サブ・テーマ
【コンペティションは絶好の「進む」機会】
--------コンペティションに取り組む意義について
先生方はどのようにお考えでしょうか?
藤原先生 コンペティションは結果が出る事ではあるけれども、本番に向かって、より突っ込む機会になる、という事ですね。また、期限が限られているというのが良いです。課題曲発表から当日までの間に、その子にとって計画的に取り組む事で、絶対に上手になりますよね。
佐々木先生 時には、コンペティションの課題に専念することによって、普段のレッスン教材のツェルニーが進まないからとか、バッハが進まないから、とコンペティションを受けるのを躊躇する生徒もいます。でも結果的に、コンペを受けた子達の方が絶対に上手くなっていますね。結局、モチベーションをあげておけば、そこまでみんな上がろうとするから、それが上手くなる秘訣ですね。ツェルニーの曲が何曲か出来たとしても、やっぱり全然違う。
藤原先生 進むとは何か、という事を、私はいつも子供やお母様達に言っています。「何がわかって、何がわかってないか」をわかるという事が、理解が進むという事ですね。
佐々木先生 意識が育つと、他の人の演奏を聞いて「何が良くて、何が良くないのか」という知識も備わってきますよね。自分が出来る、出来ないはちょっと棚に上げておいても、聞く耳が育つという事は、凄い成長ですよね。だから、受けられる状況にあれば、是非受けさせた方が伸びるのではないかと思います。
藤原先生 私の小さな教室でも全員受けているのですが、それは次なる目標を貰う事と、特に出来る子は謙虚になるんです。「上を見たらきりがないなぁ、深いなぁ」って、より謙虚になれる。競争の世界だけど、自分の学びの場としてこのステージがある、という事を生徒にしっかり説明し、各自が理解して取り組む事が大切ですね。自分ががんばれば、他の人のがんばりもわかる。取り組んでいれば、がんばりの差は歴然と自分自身が感じ、受け止めていますね。
--------そうゆう意識が入口(A2級:導入期)の段階から見えていると“当たり前”になるのですね。
佐々木先生 A2級から”当たり前”を感じられたら強いですよね。”当たり前”になって習慣化すると、さらに上を目指そうと絶対に思うはずです。
藤原先生 コンペティション があるお陰で、演奏する習慣や、演奏とはこうゆうことかと知る力が、入口から身につきやすくなりますね。
佐々木先生 C級から音楽よりも本格的になってきますが、それまでの段階で演奏することに対する意識が身についていると、F級まで難なく続けていきやすいですね。そういう意味では、コンペティションは競争する事を目的としている訳では全然なく、毎年その子が成長していく過程が大事だと思います。
藤原先生 そのプロセスが大事ね。
佐々木先生 私はそれに徹しています。
藤原先生 私もそう思います。戦いの場ではないと思うんですよね。やる気をさらに膨らませて、出来た事を喜び、まだまだなと謙虚になる。本当に地道ですが、それを繰り返していくことが成長であり、大事な事ですね。
かなり長いでした~
(注:文中の太字は、私が勝手につけたものです)
この後はレッスンの方法等、具体的な内容へと対談は進んでいきますが
取りあえず、「初めて受ける生徒さん」に一番判り易い部分を書かせて頂きました。
続きはお教室にいらした時にお読み下さい
キーボードを打ちながら一字一句が心に染み込んで来ました
この内容は、即「指導者」に対しても言える事だと思いました
私なりに感じた事も書きたいですが
只でさえ長くなっているので今日はやめて置きます
只、一つだけ。
コンペティションを勧めてはおりますが、これが全てという訳では勿論ありません。
ピアノを習う動機は様々です
このようなものには参加しないで
自分のペースで楽しくレッスンを続けてる生徒さんも沢山いらっしゃいます
あっという間に3月ですね
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