観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

観察館前でカンムリカイツブリが観察できました。

2016-10-22 11:47:18 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 3時53分 潮位 65cm
           16時10分 潮位144cm

今日の満潮時間10時41分 潮位209cm

小潮の干潮時間は明け方前と夕方で、早朝干潟に行った時には潮が満ちてきて狭い干潟にカモ達が集まっていました。

引き始めの干潟と違ってシギ・チドリ達の姿は少なく、観察できたのはカモの足元を歩き回るハマシギ36羽のみでした。
まだ越冬個体のハマシギの群れの飛来は無いようです。

そんなハマシギの群れも8時40分過ぎに干潟が無くなると導流堤方面に小さな群れで飛んで行ってしまいました。

観察館に来館者が多くなる日中は満潮時間を迎え、時々ミサゴやカワウの大きな群れが上空を飛来しますが干潟は無く観察館からの風景は水面が広がるだけです。
本格的な冬場よりはカモの姿は少ないし・・・・・

そんな時、観察館前に白っぽい大きな鳥が5羽程向かってきました。

カンムリカイツブリの冬羽です。最近は本州での繁殖例も増え、一年を通して観察できる地域もありますが、藤前干潟では冬鳥として観察できます。

藤前の野鳥は年々飛来数の減少が続いていますが、カンムリカイツブリは国内の繁殖例が増えたためか?藤前干潟でも年々、冬場の飛来数を増やしてきています。

人を怖がらず近くまで寄ってくるので、これから長い冬場にかけての「観察館日記」に何度も登場すると思います。

日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ19、カワウ5634、ダイサギ24、コサギ10、アオサギ48、マガモ123、カルガモ17、コガモ930、ヒドリガモ17、オナガガモ1749、ホシハジロ128、キンクロハジロ64、スズガモ145、ミサゴ16、チュウヒ1、ハヤブサ1、シロチドリ57、ダイゼン29、トウネン1、ハマシギ36、コオバシギ2、オバシギ7、アオアシシギ7、オオソリハシシギ8、ユリカモメ1、セグロカモメ5、オオセグロカモメ1、ウミネコ49

明日の干潮時間 5時06分 潮位 83cm
           18時20分 潮位144cm

明日の満潮時間12時03分 潮位198cm

コメント
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