藤前干潟
今日の満潮時間11時41分 潮位191cm
今日の干潮時間17時27分 潮位116cm
暑い日が続きますね。
今日は昨日よりさらに潮が悪く、夕方近くにならないと干潟が広がらず、野鳥が観察しずらい日でした。
しかし、夕方、庄内川河口の干潟を見ていると、ウミネコの群れの中に1羽のクロハラアジサシをみつけました。
また、シギ・チドリは、ケリ5羽、コチドリ2羽、ソリハシシギ2羽を確認できました。
潮がよくなってくれば、秋の渡りで飛来しはじめているシギ・チドリをもう少し観察できるようになると期待したいと思います。
さて、名古屋市内の小・中学校は今日が終業式でした。いよいよ夏休みですね。
夏休みには藤前干潟に関するイベントがたくさん行われますが、今日は2つのイベントをご案内します。
■7月22日(日)「海たび」展におけるワークショップ「野鳥とトビハゼのペーパーキャップを作ろう!」
まず一つ目にご案内するのは、名古屋市博物館で7月14日から開催されている特別展「海たび 尾張・知多の海とひとびと」と藤前干潟ふれあい事業が連携して行うワークショップです。
海たび展では、海と関わりがとても深い名古屋を含む尾張・知多の地域の海に関する歴史、文化が豊富な展示物とともに紹介されているそうです。
藤前干潟の少し上流にある漁師町の下之一色で行われていた漁業や、藤前干潟や名古屋港の紹介もされています。
そして、明後日(22日)には、藤前干潟ふれあい事業が海たび展に出張して、藤前干潟に生息する野鳥とトビハゼのペーパーキャップを作るワークショップを行います。
写真の左側が野鳥(ダイゼンというチドリの仲間)、右側がトビハゼのペーパーキャップ↓。
また、このワークショップが行われる7月22日には、学芸員さんによる小・中学生を対象とした「海たび展探検ツアー」が開催されたり、美浜町から「美浜の塩ソフトクリームキッチンカー」がやってきたりもするそうです。
※詳細はこちら(名古屋市博物館のHP)をご覧ください。
この夏、海たび展で名古屋の海のことを楽しく学んでみませんか?
7月22日に海たび展にお越しの際は、藤前干潟の生きもののペーパーキャップのワークショップにもぜひ足を運んでみてください。
「野鳥とトビハゼのペーパーキャップを作ろう!」
日時:7月22日(日)10:00~15:00(12:15~13:15の間はスタッフ昼休憩のため、ご参加いただけません。)
場所:名古屋市博物館1階 展示説明室前
対象:小学校高学年から一人でできる程度の内容です。小さなお子様には大人の補助が必要です(スタッフもお手伝いします)。
参加費:無料
■8月8日(水)干潟を音であそぼ~貝殻やヨシで打楽器づくり~(7月31日申込み締切)
2つ目は藤前干潟ふれあい事業が行う、小学1~3年生を対象とした「干潟」と「音楽」をテーマとした室内プログラムのご案内です。
このイベントでは、干潟の自然素材であるヨシの茎とカキ殻で「ウィンドチャイム」、ペットボトルと貝殻で「マラカス」を作った後に、プロのパーカッショニスト(ミュージシャン)である本多”tacobow”正典さんと一緒に、作った楽器で干潟にまつわる音を奏でます。→詳細はこちら(環境省AR日記)をご覧ください。
この「干潟を音であそぼ」は、今回で4回目の開催となります。
毎回、講師やスタッフが真剣に話し合って、より楽しめるイベントに毎回進化してきていると思います。
藤前干潟を体験とともに、楽しく学べる「干潟を音であそぼ」にぜひぜひご応募ください。
「干潟を音であそぼ~貝殻やヨシで打楽器づくり~」
★昨年の「干潟を音であそぼ」の様子はこちら(環境省AR日記(2017年8月29日))、または2017年8月22日の観察館日記)。
日時:8月8日(水)10:00~12:00
講師:本多”taco-bow”正典さん(パーカッショニスト)
場所:稲永ビジターセンター
対象:小学校1~3年生(保護者同伴)
定員:20名(定員を超えた場合は抽選)
申込締切:7月31日(火)
申込み先:環境省名古屋自然保護官事務所
【はがき】〒455-0845名古屋市港区野跡4-11-2稲永ビジターセンター内
【F A X 】052-389-2878
【メール】WB-NAGOYA@env.go.jp
問合せ先:環境省名古屋自然保護官事務所(TEL:052-389-2877)
主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会
明日の満潮時間13時13分 潮位186cm
明日の干潮時間 6時47分 潮位104cm、18時38分 潮位133cm