観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ムクドリたち

2018-07-24 23:09:40 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 9時54分 潮位 71cm
今日の満潮時間16時43分 潮位219cm

 

今日も暑かったですが、潮が良くなってきて、午前中は庄内川河口に干潟が広がりました。

庄内川河口の干潟にはコチドリ、イソシギ、ソリハシシギ、アオアシシギのシギ・チドリが観察できました。

 

少し前から、稲永公園の野鳥観察館周辺では、50羽近くのムクドリの群れが地面をつつきながら歩いていたり、松林の間を飛び回っているのを観察できます。

そして、最近は雨が降らず、とても暑いので、野鳥観察館前の水たまりにムクドリが代わる代わるやってきます。

ほとんどの個体は若い個体のようです。

どの個体も暑そうに口を開けて息をしていますが、慎重派のムクドリたちは、水たまりのすぐ近くまで来るものの、

そこで足をとめて辺りの様子をじっと伺います。

そして、そうまでしたのに、水を一滴も飲まずに一斉に去って行く、という場面を何回も見かけました。 

さらに、今日、水たまりにやってきたムクドリの中には、コムクドリ1羽が混じっていました。

ムクドリ観察も気が抜けません。 

 

さて、一昨日(22日(日))は、名古屋市博物館で開催中の企画展「海たび」で開催された、藤前干潟ふれあい事業のワークショップ「野鳥とトビハゼのペーパーキャップを作ろう!」のお手伝いに行ってきました。

こちらは「海たび」展の入り口の前にある展示↓。この中に入って写真を撮ることができるようになっています。この他にも海たび展の中に、フォトスポットがいくつか用意されていましたよ。

こちらが、 ワークショップの会場↓。博物館のみなさんが、たくさんの机やいす、照明などを準備しておいてくれました。

博物館にきた多くの子どもたちから大人までが、ダイゼンとトビハゼのペーパーキャップづくりを楽しんでくれていましたし、その後、博物館内でこのペーパーキャップをかぶった子どもたちを見て、嬉しく思いました。

22日のペーパーキャップづくりのワークショップは終わってしまいましたが、「海たび」展は9月17日(月・祝)まで開催されています。

豊富な展示物で、名古屋の海の歴史・文化を学ぶことができますので、この夏はぜひ名古屋市博物館へ足をお運びください。

 

 

明日の干潮時間10時37分 潮位 60cm
明日の満潮時間17時22分 潮位230cm

コメント
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