観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

5月の渡り鳥調査隊を実施しました。

2022-05-03 21:35:35 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時39分 潮位235cm

今日の干潮時間13時16分 潮位 28cm

 

今日の午前中は風が冷たかったですが、さわやかに晴れました。

藤前干潟の護岸に、淡いピンク色のハマヒルガオの花が咲く季節になりました。

 

お出かけされた方も多かったでしょうか。

潮も良い日だったので、野鳥観察館にも多くのバードウォッチャーやカメラマンが訪れていました。

そして、数日前に4月の渡り鳥調査隊を行ったばかりですが、春のシギ・チドリのベストシーズンを逃すまいと、今日は5月の渡り鳥調査隊を実施しました。

気持ち良い青空の下、多くの方に参加いただきました。

昨日からまた飛来しているヘラサギとクロツラヘラサギをしっかり観察していただけました。

シギ・チドリは、やはり遠くにいることが多く、小型のシギ・チドリはなかなか初心者の方には識別が難しい点もあったようですが、オグロシギの夏羽や、チュウシャクシギなどを観察してもらえました。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回(6月)の渡り鳥調査隊は、6月25日(土)に実施します。

 

なお、今日の午後は、展示物の作成協力のために干潟へ行きましたが、干潟の上には予想していたよりも多くの数、種類の鳥の足跡があって驚きました。

正直、鳥の種までははっきりと分からない足跡がほとんどでしたが、今、鳥たちは活発に活動しているんだと、足跡を見て、改めて感じました。

春のシギ・チドリのベストシーズンはもうしばらく続きます。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、ダイサギ37、コサギ17、アオサギ22、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ1、カルガモ2、ヒドリガモ5、オナガガモ2、キンクロハジロ2、スズガモ515、ミサゴ4、トビ2、ダイゼン9、トウネン186、ハマシギ1,033、アオアシシギ4、キアシシギ1、イソシギ3、オグロシギ7、オオソリハシシギ16、チュウシャクシギ32、セグロカモメ1、コアジサシ6

キジバト、カワラヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、ハクセキレイ

(※スタッフがイベント前後にカウントしたものも含んでいます。)

 

明日の満潮時間 7時02分 潮位228cm

明日の干潮時間13時47分 潮位 35cm

コメント
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