観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

明日の藤前干潟クリーン大作戦は開催します。

2022-05-27 23:53:00 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間10時07分 潮位  65cm

今日の満潮時間16時25分 潮位221cm

 

昨晩の雨はすごい雨でしたね。

すっかり雨があがった今朝の野鳥観察館前の松林には、サンコウチョウが立ち寄っていたようで、盛んに鳴いていました。

証拠写真です、、、↓。

明日の藤前干潟クリーン大作戦は、お天気は良さそうですので予定通り開催します。

★5月28日(土)「藤前干潟クリーン大作戦」開催@藤前会場など(主催:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)→詳細はこちら

今日は、その藤前干潟クリーン大作戦の準備を行いました。

駐車場のライン引き、水タンク、のぼり、カラーコーンの設置など、みなさんテキパキ動いて、準備は順調に進みました。





 
※今回は中堤会場では活動を行いません。藤前会場のみの開催です。
 
 
準備は万端。
ご参加をお待ちしています。
参加される方はケガ、熱中症、コロナ対策に留意して参加くださいますよう、お願いします。
 
 
藤前干潟クリーン大作戦の準備中にはコアジサシが狩りをしているのが観察できました↓。
 
 

ここからは昨日のご報告です。

昨日は、名古屋市環境局の職員さんの新人研修が稲永ビジターセンターと名古屋市野鳥観察館で行われました。

まずは、今年11月に藤前干潟がラムサール条約登録20周年を迎えること、課題となっているごみ問題、特に釣りごみなどについて稲永ビジターセンターのスタッフが説明しました。

 
その後、予想外にかなり強い雨が降っていたので、雨脚が弱まるまで藤前干潟の紹介動画を視聴。
幸い、その間に雨が弱まったので、それから干潟観察へ出掛けました。
 
大人ばかりでしたが、環境局の職員さんたちは生きもの好きな方が多く(詳しい方もちらほら)、かなり夢中になって生きもの観察をしていました。
コンクリートの割れ目にいるカワザンショウガイなどを観察↓。
 
みなさん、興味津々↓。


解説もしっかり聞いてくださいました。


今日はまだまだ小さなアナジャコが5個体ほど見つかりました。(↓の写真にはウミナナフシも写っています。)


 
さらに、カニ(ヤマトオサガニ、タカノケフサイソガニ、アシハラガニ、チゴガニ)、二枚貝(ヤマトシジミ、オキシジミ、ソトオリガイ)、ゴカイ、ヨコエビ、ハゼ(アベハゼ他)、ヤドカリ、ウミナナフシ、ヒモムシ、ヒラムシなどたくさんの種類の生きものがみつかりました。
赤く、平らな長いものがヒモムシ↓。
 
ヒラムシの動く姿は何となくずっと見ていたいと個人的には感じます。扁形動物だそうです。
 



スタッフの私たちが、反対に職員さんからいろいろ教えてもらえたこともあり、とても有意義な観察の時間になったと思います。
 
その後は、干潟から戻り、野鳥観察館で野鳥観察を行いました。
こちらも、みなさん、熱心に楽しく観察されていました。


春の渡りがほぼ終わり、鳥が少ない時期になりましたが、まだ残っているホウロクシギは観察してもらえました。
 
 
昨日(5月26日)に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ228、ダイサギ41、コサギ4、アオサギ43、マガモ1、カルガモ18、コガモ1、オナガガモ2、スズガモ2、ヒドリガモ2、ミサゴ2、コチドリ1、メダイチドリ6、ダイゼン3、トウネン1、キアシシギ4、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ4、コアジサシ17
キジバト、ツバメ、ハシボソガラス
 
今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ970、ダイサギ20、コサギ1、アオサギ54、マガモ2、カルガモ2、コガモ1、ヒドリガモ4、オナガガモ2、ホシハジロ4、スズガモ1、ミサゴ3、トビ1、ダイゼン4、イソシギ1、ソリハシシギ1、キアシシギ1、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ13、コアジサシ19
サンコウチョウ、コゲラ、ツバメ、スズメ、ハシボソガラス、カワラヒワ
 
 

明日の干潮時間10時44分 潮位  50cm

明日の満潮時間17時07分 潮位231cm

コメント
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