観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ツクシガモ再来

2025-02-27 23:01:29 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間11時53分 潮位 76cm

今日の満潮時間17時33分 潮位138cm

 

今日は風はさほど吹かず、日なたにいると暖かさを感じる日でした。

今日は大潮で、さらに春が近くなってきたので干満差がとても大きくなってきていて、干潟が現れる速度も沈んでいく速度も非常に早いのを感じました。

暖かくなってきたため、バードウォッチングに来館される方が少しずつ増えています。

今日も最大干潮の正午頃を目指してお越しになった方がみえましたが、春の大潮の最大干潮時は1年で最も干潟が広がる時で、野鳥が広い干潟に分散して遠くへ行ってしまいます。

ぜひ、これからの春の季節の大潮の日は最大干潮時間より約2~3時間前の干潟がまだあまり広がっていない時間に野鳥観察館からバードウォッチングをしていただくことをお勧めします。

 

今日の干潟にはツクシガモ5羽が飛来しました。雪の積もった2月8日以来の確認です。

最初は干潟の上で休んでいましたが、その後、採餌をしたりしているのが観察され、しばらくして飛び去ったようです。

また今日はユリカモメの数が多かったです。

野鳥観察館の前まで干潟が広がり、その縁にユリカモメやオナガガモが採餌に来ていました。

この他、冬の間はほとんど観察できなかったダイサギやコサギを複数羽、観察できました。

 

さらに、野鳥観察館の前では昨日から頻繁にツグミを観察できています。

 

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ6、カンムリカイツブリ31、カワウ227、ダイサギ6、コサギ7、アオサギ7、ツクシガモ5、マガモ28、カルガモ58、コガモ48。ヒドリガモ13、トモエガモ9、オナガガモ581、ホシハジロ2、キンクロハジロ17、スズガモ1,187、ホオジロガモ1、ミサゴ5、トビ3、チュウヒ1、シロチドリ11、ダイゼン32、ハジロコチドリ1、ハマシギ783、コアオアシシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ134、セグロカモメ7、カモメ17、ズグロカモメ22

イソヒヨドリ、キジバト、モズ、ヒヨドリ、ツグミ、カワセミ、メジロ、ジョウビタキ、ベニマシコ、ハシボソガラス

 

明日の干潮時間12時27分 潮位 57cm

明日の満潮時間18時16分 潮位250cm

コメント
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