観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

青空の中のササゴイ

2018-06-14 19:24:37 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 5時37分 潮位250cm、18時54分 潮位263cm
今日の干潮時間12時19分 潮位  5cm

 

青空が広がり気温が上がった昨日、野鳥観察館2階でグリーンカーテンとして育てているパッションフルーツの花が初めて咲きました。

昨年は花は多数咲いたものの、実をつけたのは唯一人工授粉をした一つの花のみだったので、今年は人工授粉をしっかりして、いくつか実が採れると良いな、と思っています。

 

昨日も今日も潮が良く引き、ちょうどお昼頃には野鳥観察館のすぐ前まで干潟が広がりました。

干潟や青空をバックに野鳥観察館前を飛ぶササゴイを何回も観察できました。子育てで忙しくなってきたのでしょうか。 

今日は満ち潮の時間帯に護岸で何回も小魚を捕えるササゴイを観察できました。 

 

野鳥観察館の目の前の干潟には、ダイサギやコサギ、アオサギが飛んできて、こちらも小魚を捕えていました。

昨日ここで観察できたこちら↓のダイサギは、くちばしがすでに黄色に戻り始めており、先端しか黒色ではありませんでしたが、

今日観察できたこちら↓のダイサギは、まだくちばし全体が黒く、目先に青色の婚姻色が出ていました。

 

稲永公園では、今年巣立った幼鳥を連れた鳥などを頻繁に観察できるようになっています。

こちらは電線にとまっていたツバメの幼鳥たち↓。

親鳥が飛んで来ると、口を大きく開け、翼を震わせてアピールしていました↓。最初は親が捕ってきた餌を幼鳥にあげているのだと思っていましたが、どうも、飛ぶように幼鳥にうながしていたようで、しばらくして幼鳥たちは一斉に飛び立ち、親鳥たちと一緒に飛んでいました。

 

シジュウカラの5~6羽の群れが木々を飛び回っているのも最近、よく観察できます。この中には幼鳥が複数混じっていました。

こちらはシジュウカラの親鳥↓。

何か分かりませんでしたが、薄い緑色のものを食べていました。

首元からお腹にかけての黒色部分が立派です。

 

野鳥観察館前の水たまりには昨日も今日も、よく鳥たちがやってきました。

カワラヒワの幼鳥↓。ぎこちない飛び方をしていましたが、すでに羽の黄色部分がきれいです。

ムクドリの群れもやってきました。こちらは成鳥↓。

こちらは幼鳥↓。

幼鳥は初めはおっかなびっくりしていましたが、水に入ると激しく水浴びしていました。

水に入ろうかどうか迷っていたスズメの幼鳥↓。足が水に濡れるとちょっとびっくりして後ずさりしていました。

ヒヨドリも何度も水浴びにやってきました。

 

水たまりのすぐ近くの日が当たる場所では、キジバトがのんびり羽を虫干し&羽繕い中でした。

 

以上、昨日と今日、観察できた鳥たちの紹介でした。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ720、ササゴイ2、ダイサギ35、コサギ3、アオサギ3、マガモ13、カルガモ22(内、雛5)、ホシハジロ2、スズガモ4、ミサゴ2、トビ1、チュウシャクシギ12、ウミネコ8 

 

明日の満潮時間 6時19分 潮位250cm
明日の干潮時間13時04分 潮位  3cm

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