観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ヨシ原ではハイイロチュウヒ、公園ではキクイタダキ

2017-11-10 18:30:06 | 秋の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間10時47分 潮位210cm
今日の干潮時間16時27分 潮位138cm

 

昨日の強風が嘘のように今日は穏やかな天気で、堤防にいると強い日差しを暑く感じました。

そんな今日は、大学の環境に関する授業のレポートを書くためにラムサール条約登録湿地の保全について学びに来たグループや、野跡駅周辺をウォーキングしていたグループの来館がありました。

また、気持ちの良いお天気だったためか、散策で稲永公園を訪れた方の来館も多い日でした。

 

今日は昨日より干潮時間が遅くなり、お昼過ぎから干潟が出始めました。

この時はシギ・チドリの姿はなかったですが、今日もユリカモメとズグロカモメが干潟の上を飛んでいました。

ユリカモメ↓。

カニを探しながら飛ぶズグロカモメ↓。

その後、ヤマトオサガニを捕まえたズグロカモメでしたが、そのカニを狙うユリカモメに追いかけられていました。

また、近くのヨシ原では、今日はチュウヒ2羽とハイイロチュウヒ1羽が観察できました。

シギ・チドリは、干潟が広がってしばらくして少数が飛来しましたが、夕方近くになって数を増やしました。

今日観察できたシギ・チドリは、シロチドリ70、ダイゼン14、ハマシギ531、イソシギ1 でした。

 

一方、稲永公園では、先週からアトリ、キクイタダキなどが観察されていますが、今日もアトリやキクイタダキを観察できました。しかし、どちらも高い木の上の方を飛び回っているので、姿を見るのさえかなり難しいです。

アトリ↓。

頭頂部の黄色の部分が特徴的なキクイタダキ↓。

(※アトリとキクイタダキの写真は、地元のHさんに提供いただきました。)

稲永公園では、この他、コゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ、カワラヒワ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キジバトなどが観察できました。

 

今日は、穏やかなお天気だったので、野鳥観察館周辺では夕日が落ちるのをじっと眺めている方もちらほらみえました。

凪いでいたので、水面には夕日の光がきれい映り、水面全体が夕焼け色に染まっていました。その川を泳ぐカンムリカイツブリの姿もありました↓。

野鳥観察館のすぐ前でも魚を探して潜水を繰り返していたカンムリカイツブリを観察できました。

 

明日の満潮時間12時05分 潮位201cm
明日の干潮時間18時33分 潮位136cm

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