ハマシギ２羽が飛来しました。

藤前干潟
今日の干潮時間　７時４８分　潮位１０３ｃｍ
今日の満潮時間１４時２８分　潮位１８４ｃｍ

 

今日は晴れて昨日より暑い日となりましたが、

さわやかな風が吹いており、日陰にいれば幾分過ごしやすい日でした。

午前中には、名古屋市内の小学校の児童約180名が、野鳥観察と藤前干潟の学習をするために

野鳥観察館と稲永ビジターセンターを訪れており、両館内は元気な声にあふれていました。

 

今日は晴れていたので、稲永公園では一日中セミの鳴き声が聞こえていました。

今日はアブラゼミを野鳥観察館の近くの木でみつけました。

 

庄内川河口の干潟には、昨日飛来したソリハシシギの群れは確認できませんでしたが、

ソリハシシギ１羽と夏羽のハマシギ２羽などを観察することができました。

庄内川護岸にはコチドリ３羽もみつけました。

 

さらには、満潮時には、カワウの群れが庄内川護岸に集まっていました。

 さすがに暑いようで、口を開けて喉元を小刻みに震わせて、体温調整をしているようでした。

 

また、最近、稲永公園内の草むらでは、多数のツバメが飛び交っているのを見かけます。

中には、成鳥に比べて色合いが明瞭でない今年生まれの幼鳥も混じっていました。

ツバメの雛も続々と巣立っているようです。

 

今日観察できた主な野鳥　カワウ５３１、ササゴイ２、ダイサギ１９、コサギ１、アオサギ１９、マガモ７４、カルガモ３８３、コガモ２、オナガガモ１、ホシハジロ４、キンクロハジロ４、スズガモ３０、ミサゴ５、トビ２、コチドリ３、ケリ２４、メダイチドリ１、ハマシギ２、ソリハシシギ１、イソシギ２、ウミネコ６１

（今日はササゴイを見ることができました。）

 

明日の干潮時間　８時４８分　潮位　８９ｃｍ
明日の満潮時間１５時３７分　潮位１９７ｃｍ

秋の渡りの始まり。ソリハシシギが飛来しました。

藤前干潟
今日の干潮時間　６時３１分　潮位１１２ｃｍ
今日の満潮時間１２時４９分　潮位１７８ｃｍ

 

今日は一日の大半は曇りでしたが、雨が降ったかと思えば、晴れ間がのぞいたり、

お天気が短時間で次々変わる目まぐるしい日でした。

 

そんな今日、ソリハシシギ１７羽とメダイチドリ１羽の飛来を確認することができました。

梅雨明けもまだなのにもう「秋」なの？と思われるかもしれませんが、

シギ・チドリが北から南へ旅をする「秋の渡り」が始まったようです。

（昨年のソリハシシギの秋の渡りの初確認は、７月１６日と記録されています。）

 

庄内川河口の干潟に飛来したソリハシシギの群れは、

干潟を足早に歩きながら餌を探していましたが、潮が満ちて干潟が沈むと堤防で羽を休めていました。

（↑分かりにくいですが、岩の堤防の下部に１７羽が休んでいるのがわかりますでしょうか？）

 

他に、今日は珍しくアジサシの仲間（アジサシ、またはコアジサシ）が１羽飛来しましたが、

早いスピードで飛び去ってしまったので、種をしっかり同定できませんでした。

 

また、先日は、日光川河口でみつけたケリの群れをご紹介しましたが、

今日は庄内川河口のヨシ原近くで２４羽のケリの群れを観察できました。

今回の群れにも幼鳥が数羽混じっていました。

（↑ぼんやりですが、後ろの方に４羽の雛を連れたカルガモマガモも写っています。）

 

さらに、ケリを観察していると、カワウの大群が干潟に向かって泳いできました。

 

カワウたちはそのまま干潟に上がって、追い込んだ魚を争うように捕えていました。

 

今日確認できた野鳥（一部の種のみ）は、

メダイチドリ１、ダイゼン１、ケリ２４、ソリハシシギ１７、イソシギ３、ホウロクシギ１、ミサゴ６、アジサシの仲間（アジサシ、またはコアジサシ）１　でした。

今後の秋の渡りが楽しみですが、昨日からササゴイを確認できていないので気になっています。

 

明日の干潮時間　７時４８分　潮位１０３ｃｍ
明日の満潮時間１４時２８分　潮位１８４ｃｍ

セミの羽化

藤前干潟
今日の満潮時間１１時１８分　潮位１８２ｃｍ
今日の干潮時間１７時１１分　潮位１１７ｃｍ

 

今日はどんより曇り空で、雨が時折ぱらつく蒸し暑い日でした。

潮もあまりよくない日でしたが、午後からは常滑市の小学校の来館がありました。

元気いっぱいの児童のみなさんが、ミサゴ、カルガモ、マガモ、カワウ、ダイサギ、ウミネコ、ホウロクシギなどを

しっかり観察してくれました。

野鳥観察後は、隣の稲永ビジターセンターで藤前干潟の学習をしていました。

 

また、今日は７羽のミサゴが確認できました。

今まで確認できていたのは２～３羽だったので、ぐっと数が増えました。

今後、秋にかけて徐々にミサゴの飛来数が増えていくはずです。

（昨年は10月31日に過去最高の44羽がカウントされています。）

 

そして、稲永公園では、セミの鳴き声が先週よりさらに大きくなっています。

ニイニイゼミだけでなく、クマゼミやアブラゼミの鳴き声も聞えるようになりました。

昔は数が少なかったクマゼミを近年はよくみかけます↓。

 

さらに、羽化後に羽を乾かしている途中のアブラゼミもみつけました。

最初は真っ白だった羽や体の色が徐々に茶色になっていくのを観察できました。

夕方に見に行った際は、すでにこの場所におらず、完全に茶色になった姿を見ることはできませんでしたが

無事飛び立っていると良いな、と思っています。

 

明日の干潮時間　６時３１分　潮位１１２ｃｍ
明日の満潮時間１２時４９分　潮位１７８ｃｍ

チュウシャクシギ１１羽が飛来しました。

藤前干潟
今日の満潮時間　８時３５分　潮位２２０ｃｍ
今日の干潮時間１５時０１分　潮位　６２ｃｍ

 

今日は昼過ぎまで雨が降り、藤前干潟周辺は霧がかかったように一帯が白くなり、

視界が悪くて野鳥の観察がしづらいほどでした。

 

しかし、こんなお天気だったからなのか、１１羽のチュウシャクシギが庄内川河口の干潟に飛来しました。

霞む視界の先にある干潟で、チュウシャクシギは餌であるカニを捕ったり、座って休んだりしていました。

 

今日の稲永公園には散歩に訪れる人さえほとんどいませんでしたが、

１５時近くになると雨が止み、ササゴイを観察しに訪れた方もみえました。

 

さらに、今日はなごや環境大学の主催講座「みんなで歩くわくわくなごや」の参加者が

野鳥観察館に来館しました。

「サステナブルなごやを見つける」という目的で企画されたこの講座（全５回）の

第２回目として開催された今回は、「使った水の最後の行き先を知ろう」というテーマで、

藤前干潟周辺にある空見スラッジリサイクルセンター（下水汚泥処理施設）を見学後、

「天然の浄化槽」とも呼ばれ、大きな水質浄化能力をもつ干潟と、そこに訪れる野鳥を観察しに野鳥観察館を訪れました。

３０名ほどの参加者のみなさんは、熱心に野鳥の解説を聞いたり、野鳥観察をされていました。

タカの仲間であるミサゴを観察できて、喜んでみえる方もいました。

今回の講座をとおして、水質浄化の場として、生きものの生息場所として重要な藤前干潟が

過去に埋め立てから守られたこと、そして現在も保全されていることの意義を少しでも感じてもらえたと思います。

 

 

今日観察できた主な野鳥　カワウ５０４、ササゴイ１、ダイサギ１２、コサギ２、アオサギ８、マガモ２３、カルガモ７５、オナガガモ２、ホシハジロ７、スズガモ１１、ミサゴ２、ケリ３、イソシギ１、チュウシャクシギ１１、ホウロクシギ１、ウミネコ３４

 

明日の満潮時間　９時１９分　潮位２０７ｃｍ
明日の干潮時間１５時３６分　潮位　８１ｃｍ

※明後日（１１日（月））は休館日です。
明後日の満潮時間１０時１０分　潮位１９３ｃｍ
明後日の干潮時間１６時１７分　潮位　９９ｃｍ

１２日（火）の満潮時間１１時１８分　潮位１８２ｃｍ
１２日（火）の干潮時間１７時１１分　潮位１１７ｃｍ

ササゴイの食事２

藤前干潟
今日の満潮時間　７時５６分　潮位２３１ｃｍ
今日の干潮時間１４時２７分　潮位　４５ｃｍ

 

今日は、一日厚い雲に覆われており、時折雨がぱらつきました。

昨日ほど暑くはありませんでしたが、湿度が高く、とてもじめじめとした天気でした。

急に暑くなり、体調を崩している方も多いようなので、皆様もお身体にはお気を付けください。

 

今日の庄内川河口では、ササゴイ２羽が盛んに餌を捕る姿を

護岸の近くでじっくり観察できました。

ということで、今日の日記は、ササゴイの食事姿の写真ばかり６枚です。

 

 

 

 

 

魚を落としたりすることもありましたが（敢えてなのか、うっかりなのかは分かりません）、

次々に魚を捕らえる一連の動きは何とも鮮やかです。

 

明日の満潮時間　８時３５分　潮位２２０ｃｍ
明日の干潮時間１５時０１分　潮位　６２ｃｍ