観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

子どもたち

2020-08-18 23:04:33 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間11時35分 潮位 27cm

今日の満潮時間18時10分 潮位258cm

 

今日の名古屋も猛暑日となりました。

猛暑日となるのは連続何日目でしょうか。

しかし、お盆を過ぎて風にわずかですが涼しさを感じることが増えてきたように思います。

 

今日は潮が良く、広く干潟が干出しました。

大学生が授業で干潟に入って、干潟の生きものなどを学んでいたりもしました。

 

今日、野鳥観察館から観察できたシギ・チドリは、シロチドリ3、ダイゼン30、トウネン4、ソリハシシギ5、ホウロクシギ2 でした。

ホウロクシギが1羽増えました。

 

こちらは野鳥観察館前の目の前で川に飛び込んだミサゴ↓。

しかし、魚は取れず、、、。

さらに、水深がとても浅い場所に飛び込んだので、地面にぶつかったのではないかと心配になるほどでした。

今日は野鳥観察館前の水たまりにヒヨドリの幼鳥の三兄弟が頻繁に訪れました。親も近くにいて、まだ餌をねだったりしていました。

この他、ムクドリやハクセキレイ、ハシボソガラスの幼鳥、スズメの親子なども姿を見せ、賑やかでした。

 

こちらは日曜日(16日)の庄内川河口の様子↓。

先端に広がった干潟には、カワウ、ウミネコ、ダイゼン、ホウロクシギ、ダイサギなどが見えました。

目の前の干潟にはコサギが餌を探して干潟を歩いていました。

ウミネコも干潟を早足で歩いていきます。

水たまりにクチバシを突っ込んだかと思ったらヤマトオサガニを丸飲み。一瞬でした。

対岸では今年生まれと思われるカルガモたちが休んでいました。カルガモはこの時期が一番、数を増やします。

 

※明日は第3水曜日のため、休館日です。

明日の干潮時間12時17分 潮位 17cm

明日の満潮時間18時46分 潮位266cm

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秋の野鳥イベントのご案内

2020-08-16 23:25:01 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間10時02分 潮位 59cm

今日の満潮時間16時56分 潮位231cm

 

今日の名古屋も猛暑日となりましたが、藤前干潟はかなり風が吹いており、昨日よりは体感では涼しかったです。

でも、外を歩いていると強い日差しで肌がジリジリするように感じました。

 

今日も干潟にはタヌキを観察できました。

さらには、カルガモの親子(親子1羽と雛2羽)も。この時期にまだこんな小さな雛がいるんですね。

雛たちは泳ぐより歩いたほうが速いようで、必死に親の前を歩いて行き、親が後ろを泳いで付いて行っていました。

でも、この雛2羽は、身体の大きさが違ったりしたので恐らく親が違うと思います。

こちらは干潟に降り立ったコチドリの群れ↓。全部で9羽いましたが、今年生まれの個体が多かったようです。

この他、コアオアシシギ18羽なども観察できました。

 

さて、お盆も終わり、今年は短かった名古屋市の小中学校の夏休みも今日で終わりです。

まだ暑さは続きそうですが、いよいよ秋の気配が感じられることが増えてくるでしょうか。

野鳥観察館では、来月の9月19日(土)~22日(火・祝)に「秋の野鳥イベント2020」を開催します。

新型コロナウイルス感染防止対策のひとつとして、いつもより定員を減らしているため、観察会などは申し込みが多数の場合は抽選を行うことがあります。

詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

ご参加お待ちしています。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ505、ダイサギ37、コサギ4、アオサギ23、マガモ14、カルガモ211、ホシハジロ1、スズガモ17、ミサゴ7、コチドリ12、ダイゼン27、コアオアシシギ18、アオアシシギ35、キアシシギ15、イソシギ1、ソリハシシギ12、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ1、ウミネコ174

キジバト、ムクドリ、ハクセキレイ、オオヨシキリ、ハシボソガラス、スズメ、ヒヨドリ、ツバメ

他、タヌキ2

 

明日の干潮時間10時50分 潮位 41cm

明日の満潮時間17時34分 潮位246cm

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【明日まで!】写真展の応募締切

2020-08-15 14:33:06 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 9時09分 潮位 76cm

今日の満潮時間16時13分 潮位214cm

 

【写真募集は明日まで!】

秋の写真展の作品募集の締切は明日【8月16日(日)】までです。

ぜひご応募ください。

すでに応募いただいたみなさま、ありがとうございました。

今回は、春の写真展が開催できなかったことなどから以下の2つのテーマで募集しており、①の写真展を先に(8月22日~9月27日)、②の写真展を後に(10月3日~11月3日)展示します。

①野鳥写真展「四季の中の鳥たち」

②藤前干潟写真展「藤前干潟の魅力~風景・生きもの~」

過去に撮影された写真も応募可能です。

たくさんのご応募、お待ちしていますのでよろしくお願いします。→詳細はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。

 

今日も猛暑日になった名古屋。雲がない青空でした。

秋の渡りのシギ・チドリは、種類飛来数と共に地味に数を増やしてきていますが、殆どの群れは導流堤の干潟から移動しないので、左岸はさみしい干潟です。

それでも今日は繁殖を終えて戻ってきた夏羽の残ったダイゼンも姿を見せました。

7月から飛来しているキアシシギも、まだ横縞が目立つ夏羽の成鳥です。
もう暫くすればダイゼンと共に冬羽に換羽した姿になっていきます。

近くにはシギ・チドリの姿が無いので、普段は真剣に見ないアオサギを見ていると、小さなエイを捕らえました。

何分もかかってエイを飲み込んだ後、今度はウナギを捕らえました。
近くにいたカラスはうらやましそうに見つめていました。

今日は浅瀬にエイが多くいるようで、来館されたお客様にもアオサギがエイを捕らえた写真を見せていただきました。

このアオサギも何度も何度もエイをくわえなおして・・・、

飲み込んでいました。

エイを捕らえるアオサギは良く観察できますが、ダイサギがエイを捕らえた姿を見たことがありません。
同じような体型の鳥なのに食性はかなり違う鳥のようです。

 

その後、導流堤に現れた二頭のタヌキを見ていると、水面を泳いでくる動物に気付きました。

このヌートリアを最初に見つけたときは500m以上先を泳いでいて、その後葦原の中に向かうと思っていたのに、どんどんこちらの干潟に向かってきます。

目の前まで来ると、水の中を探って何か前足で掴んでいました。

黒い貝?ヤマトシジミのようです。

丈夫そうな前歯で、ヤマトシジミを割りました。

そして、中身を前歯を使ってそぎ落とり、また泥の中を前足でもぞもぞ探りながら次のヤマトシジミを探していました。

さらに、このヌートリアは頭を水の中に入れて潜ってヤマトシジミを捕ってもいたようです。

手先の器用さにびっくりしたのと、主に植物を食べていると思っていましたが、今回、ヤマトシジミを好んで食べているようだったことに驚きました。

(※ヌートリアは特定外来生物です。)

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ933、ダイサギ37、チュウサギ1、コサギ9、アオサギ37、マガモ27、カルガモ109、ホシハジロ2、スズガモ11、ミサゴ8、トビ1、ダイゼン28、キョウジョシギ1、トウネン5、アオアシシギ40、キアシシギ1、イソシギ3、ソリハシシギ13、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ1、ウミネコ190 など

コゲラ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハクセキレイ、ヒヨドリ

他、タヌキ3、ヌートリア1

 

明日の干潮時間10時02分 潮位 59cm

明日の満潮時間16時56分 潮位231cm

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【明後日まで】写真展の応募締切

2020-08-14 23:51:08 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 8時06分 潮位 92cm

今日の満潮時間15時14分 潮位196cm

 

今日の名古屋は猛暑日に戻りました。ちょっと動くだけで汗が噴き出ます。

でも、外では活発に動いている生きものも。

野鳥観察館の前の松の木で、アシナガバチが捕らえた青虫を丸くしているところを観察できました。この後、巣に持ち帰って幼虫にあげるのでしょうか。

さらに、暑いので野鳥観察館の前の水たまりには鳥たちがひっきりなしに水を飲みにやってきていました。

特にハシボソガラスの幼鳥とキジバト、ムクドリが頻繁に訪れていました。

ちょっとわかりにくいですが、こちらはスズメとシジュウカラ↓。

 

今日は午前中に干潟が現れた藤前干潟。

トウネン、ハマシギを今季初めて確認できました。

シギ・チドリの種数が増えてきました。

 

【写真募集中です!】

現在、秋に野鳥観察館で行う写真展の作品募集をしています。

この締切が明後日【8月16日(日)】までとなっています。

すでに応募いただいたみなさま、ありがとうございました。

今回は、春の写真展が開催できなかったことなどから以下の2つのテーマで募集しており、①の写真展を先に(8月22日~9月27日)、②の写真展を後に(10月3日~11月3日)展示します。

①野鳥写真展「四季の中の鳥たち」

②藤前干潟写真展「藤前干潟の魅力~風景・生きもの~」

過去に撮影された写真も応募可能です。

たくさんのご応募、お待ちしていますのでよろしくお願いします。→詳細はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ615、ダイサギ9、コサギ2、アオサギ32、マガモ21、カルガモ105、ホシハジロ1、スズガモ4、ミサゴ7、トビ1、シロチドリ2、ダイゼン15、トウネン1ハマシギ3、アオアシシギ1、ソリハシシギ2、ホウロクシギ1、ウミネコ114

 

明日の干潮時間 9時09分 潮位 76cm

明日の満潮時間16時13分 潮位214cm

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「干潟を音であそぼ♪」開催

2020-08-13 23:21:51 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間13時30分 潮位183cm

今日の干潮時間18時42分 潮位156cm

 

今日も暑かったですが、猛暑日にはならなかったようです。

その代わり、午前中はお天気が不安定で、黒い雨雲と雷音が近づき、強い風が吹き、雨がパラパラした瞬間がありました。

しかし、明日からまた猛暑日の日々が続きそうとのこと。みなさん、体調管理にはお気をつけください。

 

お盆になりました。

今日の干潟にはアオアシシギの群れが飛来。

ダイゼンも数が少し増えました。

また、暑かったからでしょうか。オオタカの幼鳥が、干潟の水際で水に浸かったまま水を飲んだりしていたそうです。

でも、このオオタカの幼鳥は、ミサゴに攻撃され、さらにはカラスに攻撃され、そのうち姿を消したそうです。

 

さて、今日は予定通り「干潟を音であそぼ」を無事開催できました。

しかし、天気については晴れるとばかり思い込んでいて熱中症の心配ばかりしており、突然の天気の悪化などは全く想定していなかったので、開始直前に雨雲が西から近づいて来て、強風が吹いてきたことに気づいた時は、スタッフ一同、頭が真っ白に。

結局は雨はパラパラと一瞬降っただけで済んだのですが、急遽、屋外で行う内容の順番を変えて行ったりしました。予定通りにはいかないこともありますね。

 

稲永ビジターセンターの入り口に設置した受付↓。

何とか屋外で行うことができたタイココミュニケーション↓。藤前干潟の開放的な景色を見ながらジャンベというタイコをみんなで叩きました。

講師のtacobowさん↓。

叩き過ぎて手が痛いと言っている子もいましたが、みんな一生懸命叩いてくれていました。

続いては屋内で干潟の説明とtacobowさんによる演奏を聴きました↓。

tacobowさんは藤前干潟の映像に合わせて様々な打楽器を演奏↓。打楽器にかなり興味を持って休憩中などにtacobowさんにたくさん質問している子もいました。

この後は貝がらとヨシの打楽器作りを実施。作ったのはこちらのウインドチャイムネックレス↓。

準備した貝がらやヨシのパーツ↓。

パーツを糸に通した後、貝がらに絵を描きました。

さらにその後は、記念撮影↓。

そして、最後は作った楽器を使いながら干潟の演劇をしました。子どもたちはチュウシャクシギとトビハゼ、ヤマトオサガニ役に分かれて、実際の藤前干潟をバックに潮が引いて満ちるまでの生きものの様子を再現し、保護者のみなさんには効果音を奏でてもらいました。

最後にみんなで記念撮影をして終了。

盛りだくさんな内容でしたが、今回は屋外の藤前干潟の風景を見られる場所で行う内容をいくつか盛り込み、藤前干潟をより感じながら、音楽を楽しんでもらえたと思います。

 

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

そして、感染症対策、熱中症対策、天気の急変への対応もしつつ、充実したイベントを実施してくれた講師のtacobowさん、様々なスタッフのみなさんも本当にありがとうございました。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ1,216、ダイサギ14、コサギ2、アオサギ30、マガモ25、カルガモ107、ホシハジロ3、キンクロハジロ1、スズガモ6、ミサゴ8、トビ1、オオタカ1(J)、シロチドリ7、ダイゼン20、アオアシシギ16、イソシギ1、ホウロクシギ1、ウミネコ126

 

明日の干潮時間 8時06分 潮位 92cm

明日の満潮時間15時14分 潮位196cm

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