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ブルース・スプリングスティーン「TENTH AVENUE FREEZE_ OUT」感想

僕がまたブルース・スプリングスティーンのコンサートを観に行く準備の為に、
ブルース・スプリングスティーンの曲を歌詞カード、訳詞、辞書で読んで聴いています。
何しろブルースが夢に出て来たので、これはやるしかないと思い出来るだけ毎日進めています。
今日は「TENTH AVENUE FREEZE_OUT」
この曲は悲しいさみしい歌詞のようにも感じるけれど、
曲調が明るく、ワクワクしてくるように僕は感じます。
歌詞はやはり初期の訳詞と今の訳詞者の訳詞とが違う所もあり、
どちらが正しいのだ?と言いたい所もありますが、両方の訳詞を参考にして、
僕なりに解釈しようと思います。
それでも僕の英語力ではFreeze outを凍りついていると解釈して、
この曲は冬の歌なのだと前は思っていました。
それにしてはアルバム「BORN TO RUN」は夏の歌が多いのになとは何となく思っていましたが。

そしてこの曲はやはりビッグマン、クラレンス・クレモンスの歌です。
When the change was made uptown
And the Big Man joined the band.
スーパーボウルのハーフタイムショーのオープニングで演奏したのを覚えています。
フットボール選手を目指していたクラレンスもうれしかっただろうと思います。
僕が観に行ったブルース・スプリングスティーン、Eストリートバンドのライブ、
レッキングボール・ツアー、そして特にハイホープス・ツアーでは
会場スクリーンに映るビッグマンの姿をブルースらと伴に僕も観客と一緒に偲びました。

今思えば僕はワーキング・オン・ア・ドリーム・ツアーでクラレンスの姿をしっかりと観てきた。
僕はステージ前、2列目で観れたのだけど、
ステージ上のクラレンスはイスに寄りかかり、疲れて見えた。顔色も悪く見えた。
でも僕が見たクラレンスはあの時が最初で最後だった。
僕はやるべきことをやれたと思う。
僕も歳をとったのでブルース達も歳をとるのが当たり前だけど、
いつ誰が亡くなってもおかしくないと僕は思っている。
だから僕はブルース・スプリングスティーン、Eストリート・バンドのライブを観る時は
いつも今回が最後のつもりで思い残す事無く観てこようとする。
そして運良くまた観れたら、僕はついていたと思う。
でもこれからもずっと彼らのライブを見続けていたいと僕は思います。
今度はいつ観れるか楽しみにして待っています。
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THUNDER ROADが好きな少年が旅に出る映画

1985~1990年位に公開された映画で、ブルース・スプリングスティーンのTHUNDER ROADが好きな少年が旅に出るというものがあり、
年始の深夜に放送されたそうです。もしどなたか知っているようでしたら、教えて頂ければありがたく思います。
よろしくお願いします。
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ブルース・スプリングスティーン「THUNDER ROAD」感想

僕のブルース・スプリングスティーンへの旅は「THUNDER ROAD」から始まったのだと思う。
1985年ブルース・スプリングスティーン、Eストリートバンドの初来日公演、
僕は必死にチケットを手に入れたが、ライブの日に入院していて観に行かれなかった。
ライブで「サンダーロード」を観客が一緒に歌った、あまり歌える人はいなかったが、
という話を後から僕は聞いて、本当に残念だった。それから僕は無気力になった。
でもそれからいろいろなこころある人たちに出会えてやる気を取り戻し、
ついに2009年4月に僕はアメリカ、ボストンにブルース・スプリングスティーン、Eストリートバンドのコンサートに行った。
そこでブルースは「THUNDER ROAD」をやってくれた。
ステージの上のブルースにうながされて僕は
”Show a little faith.There's magic in the night.You ain't a beauty but You are all right.That's all right with me.”
と大声で歌った。
涙が出て来た。
本当にうれしかった。
この曲は僕の病気からの闘いの曲。そして僕はそれに勝ったのだと思った。

ブルース・スプリングスティーンは僕に繊細で、そして力強い気持ちを持ち続けさせてくれた。
それは2015年の今でも僕は持ち続けている。
そう思わせてくれる魅力が「THUDER ROAD」には詰まっている。
歌詞の一節、「もう遅いのはわかっている。でも走れば間に合うかもしれない」
僕は一生懸命走ってブルースに、そして僕の人生に追い着いた。
それからまた僕は昨年5月にもコネチカットで「THUNDER ROAD」をブルースと歌った。
この時はもっと上手く歌えたと思う。
ブルースは僕にセカンド・チャンスをくれた。
だから僕は人生にもセカンドチャンスがあるのだと信じられる。
そして頑張れるのだ。
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ブルース・スプリングスティーン「BACKSTREETS」の感想

今朝未明に僕は僕がブルース・スプリングスティーンのライブを観ている夢を見た。
僕はブルースからマイクを向けられたのに「バックストリーツ」を歌えなくて、
ブルースはがっかりして行ってしまった。
僕はこれではいけない。
ボスから命令が来たと思った。
もっと歌詞を読んで理解しろ。歌えるまで理解しろと。

そこで今日は仕事の後、部屋に戻って疲れていたが、
ブルース・スプリングスティーン「BACKSTREETS」を歌詞、訳詞を辞書をひきながら読んだ。
結構別の単語と僕は勘違いしていた所もあった。
またリマスターされた最新のCD、歌詞カードを読んだが、
前から持っていた初期のCD、歌詞カードとでは
訳詞者により正反対の訳詞があったり、
リマスターの英語歌詞には間違いまであった。
こうなって来ると訳詞は参考程度に見ないといけないなと思った。
そうは言っても僕の英語の力では自信が無いが。
まあリマスターの訳詞は分かりやすく書いてあるので参考になると思った。

そして僕がこの曲を聴き始めてから今でも一番こころに焼き付いている部分がある。

テリー覚えているか。俺達が観に行った全ての映画を
俺達は映画のヒーローのように歩こうとした
俺達はそうしなければいけないと思った
でも結局は俺達も他の奴らと同じだったと思い知らされた。
駐車場で行き詰まり、認める事を無理矢理させられた。懺悔させられた

僕も映画が好きでよく映画館に行って名画座で昔の映画を観ていた。
映画を観ている時は僕は別の自分になっていた。
僕のなりたい自分になっていた。
そんなことを思い出してこの部分を今も聴いている。
一人で観ていたのだけれど何か切ない気持ちを思い出す。
僕はブルース・スプリングスティーンに、この切ない、そして胸が熱くなるような、
気持ちを湧きあがらせてもらう。
僕の若かった混乱した、でも何かしたい。そんな気持ちが出て来る。
そしてその気持ちは今でも形は違うかもしれないが浮かんで来る。
僕の大切な感情だ。

僕はこのブルース・スプリングスティーンの「BACKSTREETS」をライブで聴いたら、
僕のブルース・スプリングスティーンへの旅は完結すると思っている。
はたして僕は聴けるだろうか?
僕は聴いたら何を感じるだろうか?
「THUNDER ROAD」で始まり「BACKSTREETS」で終わる僕のブルースへの旅はまだ続く。
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ブルース・スプリングスティーン「JACKSON CAGE」の感想

ブルース・スプリングスティーンのアルバム「THE RIVER」の3曲目「JACKSON CAGE」
ジャクソン刑務所。
アルバム「THE RIVER」はこの曲からさらにスピードアップする。
ブルース・スプリングスティーン独特のノリ、ドライブ感がある。
この曲を歌詞を知らないで聴いていた時は何か凄い曲、こわい位の勢いを感じた。
でもこの曲は終身刑を言い渡されて服役している女性の事を歌っている。
この曲のノリと歌詞の暗さの差が凄いと思う。
それでも僕はノリのある曲調と暗い歌詞を良くは吸収出来ないでいる。
ブルース・スプリングスティーンはよく犯罪者や服役囚のことを歌っている。
僕はなぜ犯罪者を擁護するような話を作るのかなと疑問に思うこともあるが、
ある意味人生の極端な生き方をしている、した人である犯罪者。
そこから人の生き方、価値観をながめているのかもしれないと僕は思う。
そういう人からの視線を通して今の社会を見ると社会がよく見えてくるのかなと思う。
でもまだ僕はこの「JACKSON CAGE」をよく理解出来ていないように思う。
僕はまだ未熟だ。
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ブルース・スプリングスティーン「SHERRY DARLING」の感想

ブルース・スプリングスティーンのライブをまた観に行く為の準備として、
ブルース・スプリングスティーンの曲を歌詞をもう一度読み返しながら聴いています。
今日はアルバム「THE RIVER」の2曲目「SHERRY DARLING」を聴きました。

僕はブルース・スプリングスティーンの夏の曲を思い浮かべるとすると、
まずこの「SHERRY DARLING」が浮かびます。
熱いアスファルトの道を歩いていて、「ああ海に行きたいな」と思うと
僕はこの曲を口ずさみます。
ブルース・スプリングスティーンがダークネス・ツアーでだったと思うけれど、
この曲を演奏する前にPARTY NOISEが必要だと観客に求めていたと思います。
明るい陽気な歌で僕の気持ちもウキウキしてきます。
最近は仕事の帰りに自転車に乗ってCHORUSの部分を歌っています。

ブルース・スプリングスティーンは仕事のつらさを歌い、
その反動で仕事が終わった後の解放感を高らかに歌っていると思います。
僕はこのたくましい陽気さを持っていたいです。
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ブルース・スプリングスティーン FOX THEATER ,ATLANTA 1978.9.30.

昔聴いたブルース・スプリングスティーンの1978年フォックスシアターでのライブ音源。
以前ブートCDで聴いたのだけれど、よく分からないがタワーレコードの通販で今回CDを手に入れた。
音質が以前より良くなったかは以前の音質を覚えていないので分からないが、
僕は今回満足して聴いた。
久しぶりに聴いたけれど、やはりブルース・スプリングスティーンのライブ・ツアーはダークネス・ツアーが一番いいと思った。
特に1st setは最高だ。

期待を高めてBADLANDSが始まる。そうなんだこれなんだ。
そしてDARKNESS ON THE EDGE OF TOWNに力がこもる。
そこに今日はINDEPENDENCE DAYが入った。熱いけれど切ない。まさにブルース・スプリングスティーンの曲だ。
そしてTHE PROMISED LAND僕はこの曲を聴くと何か幸せな気持ちになる。
Pay the cost、代価を払う。ブルース・スプリングスティーンはさかんにこの事を言う。
僕は払うべき責任につぶされそうになる。
僕は今日久しぶりに聴いたライブに圧倒されて、僕は少し年をとってしまったかなと思い落ち込んだ。
THUNDER ROADが美しい。涙が出そうになった。僕も頑張っているんだと思った。
最後JUNGLELANDいつもの生活。ワイルドな生活。僕は僕の生き方を生きているんだ。
最高の1st setだ。
僕はブルース・スプリングスティーンのライブ・ツアーの中で1st setはダークネス・ツアーが一番いいと思う。
熱さと切なさ、そしてつらさと楽しみ。僕は生きていると感じる。
僕はブートを何枚も聴いてブルース・スプリングスティーンのライブに憧れたな。
そして実際に観に行ってきたんだな。

2nd setはリラックスした雰囲気。僕はまた楽しいことするのだと思った。
でもPOINT BLANKは僕の苦手な曲。
その後の曲も今ひとつに感じる。
ダークネス・ツアーは2nd setが弱点かなと僕は思います。
そして終盤になりBACKSTREETS別れた人への複雑な友情、愛情。僕の友人を思った。
ROSALITAは僕は曲の途中にメンバー紹介は入れないで一気に進めるバージョンの方が好きだ。
そしてBORN TO RUNブルースはここ3,4年の辛い時期をサポートしてきてくれてありがとう。Here is to youと言って始めた。
うれしいことを言ってくれる。
圧巻のBORN TO RUNだった。
10TH AVENUEがすごく熱い。
そしてさらにデトロイト・メドレーが凄い。ノリノリだ。この時期のデトロイト・メドレーが一番勢いがあると僕は思う。凄い。
さらにRAISE YOUR HANDSへと続いた。

今日久しぶりに聴いて、こんなにブルース・スプリングスティーンのライブは凄かったのかと僕はあらためて思った。
最近あまりブルース・スプリングスティーンのライブを聴いていなかったので、
久しぶりにかあっーと体が熱くなる感覚を持った。
やはりブルース・スプリングスティーンはいい。
ブルース・スプリングスティーンは生きる意欲を与えてくれる。
僕はあらためてそう思いました。
そしてまたブルース・スプリングスティーンのライブを聴いていこうと思いました。
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ビリー・ジョエル「ザ・ストレンジャー」を久しぶりに聴いての感想

僕の働いているショッピングセンターで最近、
店内の音楽にビリージョエル「Just The Way You Are」「素顔のままで」
を女性がカバーした曲がひんぱんに流れる。
さすがに毎日何回も聴くと影響されてきて、
オリジナルのビリー・ジョエルが聴きたくなってきた。
そこで今日面倒なのでいつものタワー・レコードには行かず、
職場に入っているTUTAYAで「ザ・ストレンジャー」と「ニューヨーク52番街」を輸入盤で買った。
1枚1400円位で安かった。
実家に行けばアナログLPがあるのだろうけれど、そこまで聴きたいわけではないのでいいにした。

僕が今好きなブルース・スプリングスティーン。
彼とビリー・ジョエルを比べる話をたまに聞いたことがある。
同じレーベルで会社側はビリー・ジョエルを押して、
ブルース・スプリングスティーンは積極的に売り込まなかった。
ビリー・ジョエルはニューヨーク出身。ブルース・スプリングスティーンは隣の田舎街ニュージャージー出身。
いろいろ比較されたように覚えている。
僕は何しろ人生で初めて行ったコンサートがビリー・ジョエルの「グラス・ハウス・ツアー」武道館だった。
高校生だった僕は一人で2階席から周りの人のまねをして、やたらと手拍子を取っていた。
なつかしい思い出だ。

今、アルバム「ストレンジャー」を聴いた。
僕はアルバムの冒頭、「ストレンジャー」の口笛で始まると思っていたが、別の曲からだった。
そして「ストレンジャー」「素顔のままで、Just The Way You Are」と続いた。
なつかしかった。
結構ビリーの歌い方も僕は覚えていて、思い出しながら聴いて楽しんだ。

そして今僕が好きなブルース・スプリングスティーンとの比較に戻ると、
ビリーも曲の途中にサックスの演奏を入れている。
こちらのサックスは洗練されていて都会のニューヨークを思い起こす。
それに比べてブルースのサックス・プレーヤー、クラレンス・クレモンスは
荒々しい。
そんなことを思い出していたらあっという間にアルバムが終わってしまった。
そして最後ビリーの口笛で終わる。
僕も若かった。幼かった。ビリーも若かった。いい思い出だ。
今あらためてビリー・ジョエルを聴いたら、
少し子供っぽい歌詞に感じる。作り物っぽくも感じた。
でもそれにしてもビリー・ジョエルの口笛に憧れたな。
かわいい思い出だ。
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ブルース・スプリングスティーン リマスター「BORN TO RUN」を聴いての感想

ブルース・スプリングスティーンのリマスターボックスセットから
「BORN TO RUN」を聴いた。
このアルバムはよく聴いてきた。
以前もリマスターされて音質が良くなったのを覚えているが、
今回確かに音質がさらに良くなった気がする。
僕の気持ちでそう感じて実際に以前のものと聴き比べしたわけでは無いけれど。
今までは何かごちゃごちゃしていた感じがしたが、
今回それぞれの音が分かれてはっきり聴こえるようになったと僕は思った。
でも前回のリマスターの時も感じたけれど、
僕はそのみんなまとまったごちゃごちゃした感じが好きだ。
そういううっせきしたBACKSTREETSでかたまって生きているような感じが。
今回のリマスターでクリアになり大人の音になったように思う。
ライブの録音はブートのもやもやした音よりもクリアな音がいいけれど、
アルバムはあまり無理してクリアな音にしなくても、
発表当時のそのままの音の方がいいのではとも僕は思います。
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ブルース・スプリングスティーン リマスター「THE WILD,THE INNOCENT AND THE E STREET SHUFFLE」

いそがしくなって聴いていなかったブルース・スプリングスティーンのリマスター・ボックスセットを聴いてみた。
今日は2枚目の「THE WILD,THE INNOCENT AND THE E STREET SHUFFLE」を聴いた。
僕は正直なところブルース・スプリングスティーンは「BORN TO RUN」以降をよく聴いてきた。
そこで今回リマスターされたアルバムの内1stと2ndアルバムは聴き分けられるほど聴いていない。
また僕はアルバムよりもライブがより好きで、ライブCDもオフィシャルよりもブートが好きという
嫌なファンかもしれない。
でも今回のリマスターされたアルバムは細かい音が聴こえてきて、いわゆるクリアな音になったようにも感じて来た。
また僕はブルース・スプリングスティーンというと冬の寒さを連想する。
夏の曲も多いのだけど。僕は冬のきびしさをブルース・スプリングスティーンには思い浮かぶ。

今日アルバムを聴いてみて、僕は暖房に当たりながら聴いていて、
SANDYは何か季節はずれに感じてぴんと来なかった。好きな曲なのだけど。
その代わりKITTY'S BACKがすごく良く感じた。ノリのいいロックだと思った。
そして夏の曲だけどINCIDENT ON 57th STREETがよかった。
あふれ出てくるものがある。
そしてROSALITAへの流れが僕はこのアルバムで好きだ。
このアルバムのROSALITAは独特のグルーブみたいのがあると思う。
僕も気が付いたらこのノリにはまっていた。
僕はこのアルバムのロザリータが好きだ。その後のライブでの演奏もいいけれど。
そしてNEW YORK CITY CERENADEで余韻を持って終わる。
いいアルバムだ。
BORN TO RUN以降のアルバムには無いエネルギーのようなものを僕は感じた。

最近大した事はやっていないけれど仕事を増やして余裕が無くなっていた。
音楽を聴く時間は持とうと思った。
ブルース・スプリングスティーンはいいな。
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ブルース・スプリングスティーン リマスター・ボックスセットを再聴して

ブルース・スプリングスティーン、リマスター・アルバム・ボックスセットの一枚
「GREETINGS FROM ASBURY PARK N.J.」を再び聴きました。
リマスター前のオリジナルとリマスター後の今回のものを聴き比べてみました。
すると確かにリマスター後のものの方が音がクリアーに聴こえました。
僕は今までこのアルバムをほとんど聴いていませんでした。
そして今回のリマスターされたものを自然に聴いてこういうものだと思っていましたが、
この音が当たり前のものでは無かったのだと分かりました。
今このリマスター後のアルバムを聴いていて、聴きやすい耳になじんできています。
BGM的に聴いていると書いては本当のブルース・ファンと言えなくなってしまいそうですが、
聴いていて心地よく感じています。
それにしても僕は先入観を持っていてはいけないなと反省しています。
どうせリマスターしたって大して変わらないだろうと思い込んで聴いていました。
これから気をつけていこうと思います。
それにしてもこの「アズベリー・パークからの挨拶」が心地よいです。
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ブルース・スプリングスティーン・リマスターボックスセット「GREETINGS FROM ASBURY PARK N.J.」

ブルース・スプリングスティーンの過去のアルバムをリマスターして発売したボックスセット。
1万5千円に消費税も付いた。
僕は正直なところ買うか迷った。
でもブルース・ファンとしては買わないわけにはいかないだろうと買った。
そしてまずデビュー、ファースト・アルバム「アズベリーパークからの挨拶」
を聴きました。その感想です。

リマスターと大々的に宣伝していたので音質が一番気にかかった。
でも相変わらずもこもこした音だなと思った。
そしてこのアルバムとセカンド・アルバムは歌詞が細かくて難しい。
そこが僕が一番の難点にしているところだ。
でも久しぶりに聴いてみてフォークっぽいさわやかさがいいなと思った。
そして聴いていくうちに、それでもいくらか音質は良くなったのかなとも思った。
僕はブルース自身がこのアルバムを良く評価していないので、
僕もそう思っているところが強いと思う。
でも歌詞は英語を母国語にしている人にしか分からない所もあると思う。

その中で「GROWIN'UP」はいいなと思った。
これは歌詞が比較的分かりやすい所もあると思うが、これはいいと思った。
「LOST IN THE FLOOD」や「FOR YOU」は本当に歌詞が分かればなと思う。
でも「FOR YOU」はこのアルバムでのアレンジは明るい曲調で変だと思った。
以前、訳詞を参考にして辞書を見ながら歌詞を読んだが、何か本当の中身は僕には分からなかった。
この曲は歌詞が分かればいい曲なのだろうけれど残念だ。
「SPIRIT IN THE NIGHT」もこのアルバムでは軽く感じる。
もっとライブでは深い味わいのある曲になっているのだけれど。

でも正直なところ僕はこのアルバム、結構いいなと思った。
このアルバムはブルース・スプリングスティーンのものだと思わないで、
何となくBGM的に流したらいいかもしれないと僕は思った。
それにしてもブルースはアルバム作りには最初から苦労しているのだなと
同情したくなるくらいに僕は思った。

あとはおまけだけれど日本盤にはCDにもオビが付いている。
僕はあまりオビは大切に思わないので扱いに困っている。
捨てるのはもったいないけれどすぐに破れてしまうと思う。
というよりももう元のCD紙ジャケに戻せない。困ってしまった。
オビの文字も小さくて暗くなった部屋では老眼が始まった僕は読めません。
困ったものです。
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ブルース・スプリングスティーン 1977.3.24 ボストンの感想

ブルース・スプリングスティーンの困難だった時期
1977年3月のボストンでの公演、3日目3月24日のライブの感想です。
この日は初めからいきなりハイテンション。
NIGHT,Don't Look Backと激しい演奏。
僕は心身ともに疲れていて
Spirit In The Nightでやっと僕も乗った。
この日はすごくワイルドに感じた。
凄い流れでThunder Roadへ。切ない。
そしてTenth Avenueで僕は一緒に歌っていた。
Growing UpもSaint In The Cityもすごく熱くて良かった。
ダークネスが発表される前のこの時期のライブはブルース・スプリングスティーンとEストリートバンドの
ひとつのピークだとさえ思う熱い演奏だ。
そしてBackstreetsへ。この時期のライブはこのBackstreetsが一番の中心の曲になっていると思う。
この日はラフな演奏に感じた。
そして彼らに怒りがあふれてきた様に僕は感じた。
怒りが止まらなくなり、その後の曲は暴走気味にさえ感じた。
ブルース達にいろいろ思うところがあったのだろうと思う。
ブルース達はこうしてライブを通して闘ってきたのだと思った。
僕は彼らの暴走気味な演奏に少し引いていたが、
最後3回目のアンコールでの最後の曲Higher and Higherで僕も知らない内に高くまで昇っていた。
今日僕はブルース・スプリングスティーンの伝記を実際に聴いたのだと思った。
そうだ僕も闘おうと思った。
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ブルース・スプリングスティーン 1977.3.23.ボストンを再び聴いて

僕の宝物。ブルース・スプリングスティーン1977年ボストンでのライブCDボックスセット。
ブートCDですが4日間公演の2日目。1977年3月23日のライブの感想です。
この日のライブは僕は楽しく感じた。
ブルース達はマイク・アペルとの争いでストレスを感じていただろう時だけど。
初日のピリピリした雰囲気からライブを楽しんでいる雰囲気に2日目は変わったと僕は感じた。
そしてこの1977年のライブは1978年のダークネス・ツアーの時の曲、
バッドランズ、プロミスドランドなどが無いのが物足りないけれど、
アルバム「BORN TO RUN」の曲をていねいに演奏していて僕は好きだ。
1975年のツアーよりも僕は好きだ。
そして78年のツアーからはブルースはサンダーロードやジャングルランドなどで、
観客に歌詞の一部を歌わせるようになるので、僕も一緒に歌うのもいいけれど、
僕はこの時期のライブが好きだ。

この日はINCIDENT ON 57TH STREETが良かった。
そしてTHUNDER ROADへと続く。
僕は幸せを感じる。
ブルースのライブは約束された場所だと僕は感じている。
どんな嫌なことがあってもブルース・スプリングスティーン&the Eストリートバンドのライブ
に行けば幸せな時間を持てるのだと僕は思っている。
だから僕は彼らのライブをブートで聴きまくって、アメリカまで行ってライブを観るのだ。
僕は幸せを感じて、そしてまた頑張ろうと思う。
そして僕はまた彼らのライブを観に行こうと思う。

この日のライブは何か楽しい。遊びが多いと感じた。
そしてこの1977年のツアーの中心曲「BACKSTREETS」
ロイ・ビタンがピアノでイントロを弾き始めるとゾクゾクとする。
今日もじっくりと感情を込めてブルースは歌っていた。
途中のブルースの語りが聞き取れないのが残念だが、
何とこのブートCDにはそのブルースの語りが活字でCDカバーに書いてある。
何と親切でうれしいことだろう。
後でじっくり読もうと思う。なかなか後回しにしてしまい読まないことが多いのだが。
BACKSTREETSが美しかった。

そしてその後のJUNGLELANDで救われた気持ちがした。
その後ROSALITAで僕ははじける。
そしてBORN TO RUNだ。僕はあー生きていてよかったと思う。

アンコールも続き、終わりかと思うとさらに続く。
夢のようなライブだった。
あー楽しかった。また明日も頑張ろうと僕は思った。
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ブルース・スプリングスティーン 1977.3.22.ボストンを再び聴いて

ブルース・スプリングスティーンの1977年ボストンでのライブを
ブートCDを聴いた。このボストンでの公演は4日間連続だったようで、
その4日間のライブのボックスセット。僕の宝物のひとつだ。
この時期ブルースはプロデューサー、マイク・アペルと争い決別した。
そのつらい状況をライブをすることで何とか解決しようとしていたようだ。
僕も仕事がつらい。居場所でずっと一緒だった人とも別れた。
そんな僕に今日このライブはぴったりとはまった。
以前聴いた時よりもずっと感じることがあった。
今日は初日22日のライブを聴いた。
ライブはゆっくりめの演奏でていねいに熱く感情がこもっていた。
NIGHTがオープニング曲。仕事の後に聴くと最高だ。すごい熱気。
SPIRIT IN THE NIGHTも不思議な雰囲気が出ていてすごく良かった。
ダークネス・ツアーの時よりもいい。
そしてIT'S MY LIFEを聴けた。怒っている。うっせきしている。
その後にTHUNDER ROAD。美しい。タイトに固まった演奏がよかった。
SHE'S THE ONEもこの日はLive感があって良かった。
10TH AVENUEもいい。この日はマイアミ・ホーンズが入っていてノリと厚みを感じた。
そしてBACKSTREETSこの時期のバックストリーツは感情がこもっていると感じる。
大切なものを忘れてはいけないんだ。
裏通りで隠れて暮らしていても大切なものは大切なものなのだと僕は強く思った。
JUNGLELANDも美しかった。ていねいに歌っている。
僕も単純だけど今日のライブを聴いて頑張ろうと思った。
僕のライブの原点を聴いたように思った。
僕はブルース・スプリングスティーンが好きなんだ。そう強く感じた。
そしてBORN TO RUNだ。
その後に何とTHE PROMISEをやった。あまりにも悲し過ぎる。
次のQUARTER TO THREEは僕はTHE PROMISEの余韻で抜けてしまった。
ブルースが「Are You Alive?」と繰り返し聴く。
僕は「Yes」と答える。そうなんだ僕は生きているんだ。
つらい状況だけど僕も生きているんだ。僕は強く感じた。
僕はブルースのライブを聴いていると生きていると感じる。
だから僕はブートまで買って、アメリカまで行ってブルース・スプリングスティーンのライブを観るのだ。
今日はブルースが「Prisoner of Rock'Roll」を宣言してもさらに続いた。
深い感情の入ったライブだった。
それを僕は今日感じた。僕も生きているのだ。僕はそう感じた。
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