高橋尚子さん お疲れさまでした

今日の名古屋国際女子マラソンは高橋尚子さんにとっても僕にとってもとても残念な結果になってしまった。

あきらめなければ夢はかなう

それを届かせることに必死になっていた彼女に僕は悲壮感を感じてしまい心配だったが、それが現実になってしまった。

高橋尚子さんがシドニー・オリンピックで優勝する姿に僕はとても勇気づけてもらった。
「楽しい。うれしい。ありがとう。」
と明るく話す彼女を見て、僕も好きなことを思いっきりやろうと思うようになった。

僕の中でもいろいろ辛いこともあったが楽しんで、感謝をして生きることをQちゃんから学んだ。

そうして僕も気象予報士試験に１３回目の受験でやっと合格出来たのも、楽しむことを忘れなかったからだと思っている。
嫌なことがあって全て投げ出したくなった時も彼女を思い出して踏みとどまれた。

東京国際女子マラソンに応援に行ったことを思い出す。
四谷付近の因縁の坂の上で２度応援した。初めて行った時は高橋さんは坂の上で抜かれて下を向きながら走る姿を見た。
でも、翌年応援に行った時は同じ坂の上をトップで走る彼女を見た。楽しいと言っているが僕には苦しそうに走っているように見えたのを覚えている。その時、楽しさにも苦しさが伴うのだとわかった。そして目の前を走るQちゃんに「高橋さん。ありがとう」と大声で話した。

これから高橋尚子さんがどのような人生を送られるのかはわからない。
でも僕の中にはいつになっても
「楽しい。うれしい。ありがとう。」
を繰り返す彼女の姿が残っていて、僕はたまに思い出すだろう。

高橋尚子さん、今までありがとうございました。
そして僕からの生きた言葉として、あなたに、そして僕自身に送ります。

あきらめなければ夢は続く