自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
ブルース・スプリングスティーン「レッキング・ボール」感想その2 EASY MONEY

久しぶりに海に行ったら海も空もこんなに青かったかと思う程青く感じた。
そこで「レッキング・ボール」を聴いたら、
すごく力強く感じた。
僕はこれからも先へ進んで行こうと思った。
アルバム2曲目の「EASY MONEY」
歌詞、訳詞を読んだら、
なんだこんな簡単な歌詞だったのかと意外に感じた。
ウォール街で儲けている全体の中の1パーセントの人への批判を歌った曲だと聞いていたが、
歌詞だけを読むと僕はそこまでは考えられなかった。
女性と2人であぶく銭を稼ぎに街へ出る。
ただし着飾って、そして銃を持ちながら。
僕はこの曲を聴くと何か楽しい気分になってしまう。怒りというよりも。
サウンド面で親しみやすいメロディーということもあるのだろう。
ただ逆に、こんな簡単に犯罪(おそらく)、あるいはカジノで大金を賭けるかしてしまう情景によって、
誰でもこの曲の主人公のようにも成り得ると思わせるのかもしれない。
つまり、この曲、このアルバムは他人事でなく僕にも起こり得る事なのだというメッセージを僕は感じた。
そして何も考えないで政府の言いなりになっていると知らない内に死んでしまうぞ。
と「BORN IN THE U.S.A.」ツアーの頃から、あるいはそれよりも前からブルースがライブでも話していた事。
自分達のことをもっと真剣に考えろというメッセージなのではと僕は思った。
今回のアルバムは1曲ずつつながっていて、アルバム全体に流れがあると感じます。
そしてすごく感情的、エモーショナルな感じを受けます。
何か知らずに聴いていて熱くなっている。
本当にブルース入魂の作と僕は感じています。
ただ僕の目標はブルース・スプリングスティーンのコンサートに行くこと。
ゴールはまだ先なので、
今からダッシュし過ぎて息切れしないように注意しなければと思っています。
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