goo

金環日食を観られるか

21日(月)の金環日食が近づいてきた。

まず金環日食を見る為の第一関門が金環日食の当日に職場に休みを取ることだった。
金環食の朝7時半頃は普段なら病院の診察室のモップがけをしている時間なので、
休みを取らせていただくことにしたのだが、
どうしたらスムーズに問題なく休めるかをある人に相談した。
そして日食の事は口にせずに前もって用事があるという事で休みを頼んだ。
何となくこころ苦しかったが、日食の事はとぼけて通すことにした。
昨日は職場の休憩時間に日食の話が出ていたが僕は無関心を装った。
でも今の僕の職場では休む理由までは聞かれないので助かる。
当然疑われるとは思うが。

そして第2関門が当日に空が晴れている場所に僕が居ることだ。
場合によっては前日も仕事が休みなので鹿児島まで移動しようかとも考えた。
しかし週間天気予報を見ると、
金環日食が見られる東西に伸びる帯状の地域では全体が曇りのエリアに入っているので移動はしない事にした。
僕が予想天気図を見たら太平洋沿岸に前線帯が停滞する予想になっている。
あえて移動するなら北日本では晴れの予想なので、
金環日食はあきらめて、部分日食を見る為に移動する手もあるのだが。

あとは当日にもし太陽が現れたら出来たら写真に残したい。
段ボールに小さい穴を開けて欠けた太陽が地面に移るらしいので、それを撮影出来たらと思う。

初めは金環日食の時に周りが暗くなるのだと思っていたが、
皆既日食と違い、それ程暗くはならないらしい。
ちょっとした月と地球の位置関係で、
太陽が月に完全に隠れるのか、
太陽の方が月より大きく見えて、もれた光がリング状に見えるのかが決まるらしい。
おもしろいものだ。
そしてよくそこまで前もって分かるものなのだなと思う。

また、太陽と月が地球から見るとほぼ同じ大きさに見えるというのも偶然とは言っても
よくそうなったものだと思う。
おおげさに言えば奇跡だとも言えると思う。
つい自分からの視点からだと太陽と月は同じ大きさだと思えるが、
太陽が月よりもずっと遠くにあるからだというのを、つい忘れてしまう。

ある意味地球と太陽との距離がちょうど良いので地球は熱過ぎず、冷た過ぎずでいる。
そんなことを考えると今自分がここで生活していられるのも当たり前なのでは無くて、
偶然がいくつも重なった奇跡なのかもしれないと思う。

太陽、水、空気。
何事も当たり前などではない。
感謝だと思う。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )