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ブルース・スプリングスティーン「HEAVEN'S WALL」の感想

この曲を聴いていて、ふと誰かが言っていたか書いていた事を思い出した。
ブルース・スプリングスティーンは今までに書きためて録音してきた楽曲達に、
新しい息吹を加えたのだと。
トム・モレロをバンドに加えて。

僕はちょうどブルースがアルバム「BORN TO RUN」を作るのに煮詰まってしまった時に
ジョン・ランドウが現れてレコーデイングが流れ始めたのと同じように、
今回はブルースは上手くいっているがさらなる力をトム・モレロがブルースに
何かを与えたのだと思う。

一時期ブルースがゴスペルのアルバムを作ろうとしていたが、
上手くいかずに挫折したという話を聞いたことを僕は思い出した。
この「HEAVEN'S WALL」はその時のものかもしれないと思う。

今回のブルース・スプリングスティーンのアルバム、
そしてライブ・ツアーはトム・モレロがキーになっているのだなと
分かった気がする。
この曲の終盤のギターもトム・モレロとそしてライブではニルス、スティーヴそしてブルースとの
ギター・バトルになっている。
僕もトム・モレロの参加を素直に楽しもうと思う。
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