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「悲しみの秘義」若松英輔 感想

「悲しみの秘義」若松英輔さんを読みました。
僕がこの本に出会った時、僕は美術展で僕の写真を立派に展示出来た達成感でいっぱいだった。
それはそれで良かったのだけど、僕は天狗になっていた。
この本の作者、若松英輔さんは会社の成功で生意気な嫌な奴になっていたと書いている。
それが悲しみの経験で一変する。さんざん悲しんでもがいたのだと僕は思う。
そしてこの本の文章、悲しみはいとおしいもの、美しいもの、やさしいものになっていったのだと思う。
本を読むこと、自分で書くことにより自分の気持ちを現せる。
僕がいよいよ悲しい出来事に出会った時にまたこの本を読もう。僕の大切な一冊になった。
悲しみは人生を豊かにすると思う。
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