Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

小さな東ドイツ(ポツダム)

2018-11-12 18:01:10 | ドイツ
物持ちのいいkおばちゃん。
土曜日にTVを捨てた。っていってもブラウン管TV。
見ることもできないのに後生大事にもっていたのであります。それも2台も・・

リサイクル法になり、買い換えじゃないと処分がめんどくさくなって・・のびのびになっていたのです。

で、思い切って重い腰をあげて処分しました。
ちゃんと、法律にのっとって、リサイクル券を郵便局で購入して、指定業者に持ち込みました。

やってしまえば、なんてことない作業なのですが、それをやろうという努力をしなかった・・

とりあえず、身軽にはなったのだけれど・・テレビ2個捨てただけじゃちっともすっきりしないkおばちゃんです。




○2015年10月9日(金)

Griebnitzsee グリエブニッツゼーからサイクリングの旅に出たkおばちゃん。
本筋だったら、ポツダムの駅から出ればいいんですけどね、ちょっと寄ってみたいところがあったこの駅からのスタートです。

住宅街を走ります。
結構立派な邸宅が並んでします。
よたよた走っているkおばちゃんは、画像をとる余力はありませんので・・あしからず。
確か、記憶が正しければこのあたりにあの「ポツダム会談」の時の連合軍の本拠地になっていた館もあったはず・・なんて思ってるのですが。

えっちらおっちら走ってやっとたどり着いたのはこんなところ。


草がぼうぼう・・で見通しが悪いですが、橋です。
Parkbrücke公園橋とでもいうのでしょうか。

橋の上からの眺めです。こちら側の奥が、いわゆるポツダムです。


で、反対側は・・グリープニッツ湖 Griebnitzseeに繋がっているTeltowkanal運河にかかっている橋です。


端を渡った地区は、クライン グリーニッケ Klein Glienickeと呼ばれる地区で、その名前が示す通り以前kおばちゃんが散策したSchloss Glienickeグリーニッケ城に続く地区なのです。

ということは・・東西分断の時は『西側に属していた地区』のはずなのですが、このあたりは複雑に入り組んでいるそうです。

kおばちゃんが降り立ったGriebnitzsee グリエブニッツゼのあたりは、ブランデンブルグ州なので、当然「東側」なので、本来この橋を渡ったら西側のはずなんですけどね。

端を渡ったところに、このような歴史的?な説明文がたっていたようですが・・kおばちゃんは画像に収めただけです。


案の定、ちょいちょいと走ったらこんなところに出てしまいました。


そう、Schloss Glienickeグリーニッケ城の入り口です。


いえいえい、今日の目的地はここではありません。その手前その手前。

2014年10月5日に訪れたAllied Museum連合軍博物館にこのあたりの地図がのってました。


この画像の下の方にはみ出ている赤い不規則な形の部分・・がクライン グリーニッケ Klein Glienickeと呼ばれる地区です。

なんで、こんな複雑な境界線になったのかは・・・勉強不足でわかりません。

ただ、便宜上さっき渡ったParkbrücke公園橋のたもとに一応検問所があり、この地域に東側から入り時は特別な許可が必要だったと聞きます。

もともとは、先ほどのグリーニッケ城を作ったプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の一番下の弟カール・フォン・プロイセン王子が、このあたりにスイスの山小屋風の邸宅をいくか建てた。。いうことです。

そこにたどり着く前に、目に入ったはこちら。グリーニッケの狩猟館Jagdschloss Glienicke


正しくはここはクライン グリーニッケには該当しません。


もともとは、17世紀にブランデンブルグ選帝侯がたてたものだとか。その後フリードリヒ1世 (プロイセン王)が18世紀にフランスのバロック様式にしたとか。


その後は紆余曲折があり・・大戦後一時はユースホステルになっていたとか。その後2003年までは青少年センターになっていたそうです。


2003年に火災が発生し・・その後修復中なのかな??資金がね・・

通り1本隔てると・・旧東独地域となっていたそうです。

そうそう、肝心のクライン グリーニッケですが・・こんな感じの通りが続く地域。


このような大き目な館もありますが。。


このような小屋が続く地域もあります。


日曜農園小屋??

そして、このスイス風な建物は・・カール・フォン・プロイセン王子が建てたスイス風小屋の一つでしょうか?


街角にはこんな不思議な動物も生息していました。


この画面の右側のグレーの標識が「東西の壁」のあった場所を示すもの。


不思議な地区です。

さあ、もう少し頑張って自転車をこぎましょう。


あの橋を渡らないと・・ね。

コメント
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