Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

線路脇の墓地(パリ)

2015-04-01 18:32:12 | フランス
今日は4月1日。
朝の電車は乗りなれない新人さんで・・遅れてましたね。
あのね、通勤電車に乗る時はね、自分達仲間だけに気を使うんじゃなくて後に続くお客さんのことも気を使ってね。ちゃちゃっと乗りこんでくださいな!と思ったkおばちゃんの新人時代は・・・・遥か彼方の昭和ですね。

このことは人生全てにおいて言えるかも。
後に続く人のことを考えて行動しなきゃね。

さて、君達の未来はどうなるんでしょうね。

○5月31日(土)

クリシー ルヴァロワClichy - Levallois駅からえっちらおっちらやってきたのはこちらでございます。


ルヴァロワ=ペレ墓地Levallois-Perret Cemetery

開門時間は・・こんなもんですね。


ええ、今回も墓参りにやってきたのです。
ちょっと抱え込んでいた課題もあったりして・・なんとかの神頼み・・じゃなくて仏頼みか?

ゲートを入ると右手に建物があり・・奥は管理事務所かな?
で、手前は・・こんな自販機のあるお休みどころになってます。


そしてそこの外壁に貼ってありました。


この墓地に埋葬されている主な有名人・・といったところでしょうか。

そんななかにkおばちゃん目的のお墓の主もいらっやいました。


モーリス・ラヴェルMaurice Ravel(1875年3月7日-1937年12月28日)さまです。
音楽の印象派・・といった感じでしょうか。絵画の世界もそうでしたが、音楽の世界も新しい物はなかなかみとめてもらえなかったそうで、何回もコンクールに落ちているとか。
でも、そのときに受賞した作曲家たちで、ラベル以上に現在有名になっている人は・・・いませんね。

kおばちゃんもお子ちゃまのときに、初めてラベルの曲を聴いたとき・・ものすごく魅かれました。そのときの曲は『水の戯れ』
それまで練習させられていた曲とは全然違う!キラキラと輝く水の姿が心のなかにはずみました。
でも、その時はラベルの曲を弾けるようなレベルじゃなくって・・いつか弾いてみたいなぁ・・と思っていただけ。
で、現在も思っているだけですけどね。

今回、乗継時間を使っての旅でどこに寄ろうかな・・と考えていたときに、かかえている課題の作曲家のことを思いついて、検索したらパリに埋葬されている・・ということでやってきたのであります。

で、ここまでは順調。ラベルさまのお墓は緑の2番ですね。


割りと入り口に近いじゃない・・なんておもって捜したのですが・・みつからない。

これが正門から続く道ですが・・↑の地図だと入り口を曲がって右の通路沿い・・と思いますよね。
そのあたりをしらみつぶしに見ますが・・・ない!!

まあ、おフランスの地図はあてにならないのは分かっていますけれどね。

でも、根性で見つけました。こちらです!


で、その場所ですが、中央通路を少し歩いて右奥にいったところでした。

ほら、中央通路の木立越しに、管理棟が臨めますよね。


通路に沿ってなんかいません。2列目くらいでしょうか。

反対側から(中央通路の方面)から眺めると、たぶんこれが墓石の裏になるのかな?なにやら数字があります。


なんでしょうね?

ところで、お墓参りをしていてとても気になったことがありました。
それは電車の『音』です。

この墓地はご覧の通り線路脇にあります。中央右よりに立っている十字架越しに見えるのが通過列車です。


本当にひっきりなしに通過して行きます。


googleさまのサテライトでみると・・線路が10セット確認できますよね。
まあ、全部使ってないにしても、先程出発したサン・ラザール駅を発車した列車はすべてここを通ります。

このさっきの画像をみても、2~3分おきに発車してますよね。


で、これは出発の時刻表だから、これとほぼ同じくらい『到着』列車もあるわけで・・それを考えるとほんとひっきりなしですね。

こんな煩いところで・・ラベルさま可哀想・・なんて思ってしまいました。
お元気だったら・・『列車の戯れ』なんて曲は・・・書かないですね。ただ煩いだけですから。

『お力をお貸しください』と仏頼みをしたkおばちゃんでした。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サン・ラザール駅にて(パリ) | トップ | 新興の町並み(パリ) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フランス」カテゴリの最新記事