月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。
片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。
第一段階:“手袋の材質”によって分ける。
第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。
第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。
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※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。
・○○類介入型三角コーン系片手袋
工事現場などの立ち入り禁止エリアに立っている三角コーンも、片手袋多発ポイントである。
このタイプの特徴は何と言っても、三角コーンと片手袋の組み合わせが醸し出す間の抜けたおかしみ。片手袋が帽子に見える為、どこか陽気なお調子者を思わせる。
拾ってあげた人の優しさだけでなく、「これを見た人、笑うんじゃないかな?」的な、ちょっとしたいたずら心も垣間見えるのが楽しい。
ただ残念な事に、このタイプは持続時間が非常に短いのだ。
どういう事かと言うと、やはり三角コーンと言うのは何かの目印だったり注意を促したり、具体的な役割を持って置かれている為、このようないたずら心は見つかり次第すぐに排除されてしまう傾向にあるのだ。
その為、片手袋鑑賞者はこのタイプを見付けたら、一刻も早く撮影しておかないと後で後悔する事になるだろう。
よく見掛ける時期は通年、手袋のタイプも軍手類からファッション類まで幅広く観察出来る。