月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。
片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。
第一段階:“手袋の材質”によって分ける。
第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。
第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。
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※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。
・○○類介入型ゴミ捨て場系片手袋
このタイプの片手袋は拾った人の心の揺れが見えて涙してしまう。
片手袋を拾ったものの、急いでいてどこかに置いてあげる時間はない。しかし一度拾ってしまったものを再び路上に捨てるのも心が痛い。でも、恐らく落とした人が見付ける事はもうないし…。
そんな時フト辺りを見回すとすぐそばにゴミ箱やゴミ集積所が。路上に捨てるよりはせめてちゃんとゴミ箱に捨てた方が…。
仕方なくゴミ捨て場に置いていくのだが、“落とした人が気付いてやっぱり戻ってくる”という最後の可能性も考慮して、ちょっとゴミとは区別して置いてあげる…。
妄想だが、そんなストーリーがあったかもしれないゴミ捨て場周辺の片手袋。ゴミになりきらないような感じで置いてある様子を見る度、拾った人の優しさを感じるのである。