世の中は意味で溢れている。
意味のあるものしか利益を生み出さない。利益を上げなければ生活が出来ない。生活が出来なければ困るので無意味は排除する。
全てが意味で覆われた世界に生きて、ある日君は気付くだろう。何かとても疲れてしまっている自分に。
余白のない書道など、もはやただの真黒な半紙だ。
無意味を愛そう。無意味を味わおう。無意味を手に入れよう。
僕にとって片手袋は無意味なものかもしれない。全く利益とは無関係なのだから。だけど、だからこそ本当に大事な存在なんだ。お金じゃないんだ。
つい熱く語ってしまった。今日の写真の紹介に移ろう。
…ん?片手袋の上の方になんか五円玉みたいなのが写ってないか?おい、マジか?写真を撮った時は片手袋に意識がいってしまい、気が付かなかったよ!あ~、損した!五円儲けられるチャンスだったのによ!ふざけんなよ片手袋!
…もう一度言おう。お金じゃないんだよ、片手袋は。
【今日の課題】上記の文中、“余白のない書道など、もはやただの真黒な半紙だ。”という表現が出てくるが、適切な比喩と言えるかどうか、班ごとに話し合ってみよう!