かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『片手袋・フロム・カナダ』

2015-05-22 23:35:27 | 番外

ちょっと衝撃の写真が友人の妹さんから送られてきました。

彼女はカナダに住んでいるそうですが、まちかどで撮った写真がこちら。

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高速道路か高架下か分かりませんが、大量の片手袋がぶら下げられています!なんじゃこりゃ!

キーワードは真ん中の横断幕にある筈。ところがフランス語なのでよく分かりません。書き出してみると、

“perdus oublies vos gants survivent dans l'indifference nous vaincrons #jesuistongant”

と読めます。ネットの翻訳にかけてもよく分からなかったのですが、友人の妹さん曰く、

「忘れられたあなた方の手袋は、無関心の中で生き延びてます!勝ったぞ!」

というような意味だそうです(より正確な意味が知りたいので、フランス語に堪能な方の情報求む!)。文末にハッシュタグのようなものが確認出来るのも気になり、「もしやカナダの片手袋愛好家に繋がる情報?」と思い検索してみましたが、いまいち分からなかったです。

友人曰く、「春になって大量に発見された片手袋をこうやって飾ったのではないか?」

との事。調べてみると友人の妹さんの住む都市は年間平均2メートルの積雪がある地帯。つまりこの片手袋達、“雪どけこんにちは系”の可能性大!そりゃあ手袋をする人がいれば片手袋も発生するし、降雪量が多い地域なら“雪どけこんにちは系”も発生するよね!

冬を越してしまい春先に出てきた片手袋だから、持ち主に帰る可能性も低いと判断してこんな作品に仕上げてしまったのでしょうか?

これ、偶然にもやっている事と見た目が、以前ご紹介した『てぶくろがいっぱい』 に凄く似ているんですよね。あちらは赤い片手袋限定でしたけども。

Photo

一人なのか複数人なのかは分かりませんが、イタリアに続き片手袋を気にしている人達はやはり世界中にいるようです!

面白いのは、同じように片手袋を愛する者同士でも、僕が「片手袋には絶対に触らない」というルールを設けて活動しているのに対し、こうやって豪快に集めてきてしまう人もいるという事。共通点ばかりでなく、こういう違いについても語り合えたら楽しいだろうな~。

ああ、もし僕にあまりあるお金があったら、「G8」なのか「G20」なのかは分からないけど、絶対に片手袋世界サミットやりたい!もちろん“G”は“Glove”のG!

誰かスポンサード、プリーズ!