そういえば、一年近く大事な事をこのブログに書いていなかったことに気付きました。
昨年、手袋製造販売メーカー「ヨークス」さんの2016新作秋冬モデルの展示会に参加させて頂きました。新作手袋が展示されている横で、片手袋写真の展示をしたのです。
仕事の都合で展示会場にいられなかったので、名刺を置いておこうと思ったのですが…。「片手袋研究家 石井公二」と書かれた名刺、何が何だか意味が分かりませんよね?
その時、思い出したんです。岡山で素敵なトートバッグを作ってらっしゃるポール工房さんのブログに、A6判、8ページの小冊子を作る方法が書かれていたことを!
http://letterstosamuel.com/?p=7181 (⇐こちらのページです)
そこで、一冊で片手袋研究の基礎的な事だけは伝わるような小冊子を作る事にしたのです。
数百部刷ったのですが、おかげさまで展示会の期間中に全てなくなってしまいました。
でもこの初版、致命的なミスをしてしまいまして…。前回の記事でも書いたんですが、地面に落ちているから放置型、というのはとても短絡的な考え方でして。
ところが私、放置型の具体例として、どう考えても「地面にあるけど介入型」の写真を選んでしまったのです…。片手袋研究家失格ですよ。文春にすっぱ抜かれなかったのが不思議なくらいですよ。
そこで気を取り直して、第二版では写真を入れ替えてまた数百部刷りました。
しかし…。この写真、何故か左右反転したのを入稿してしまったのです。
※正しくはこちら
本当に馬鹿ですよね。でもまあ、破棄するのも勿体ないので、泣く泣くこれを配っていたのです。で、この第二版もようやくなくなりました。
そして昨年末、ようやく全て間違いを直した状態で、第三版を刷ることが出来ました。初めてお会いした方や、片手袋関係のイベントの参加者の方にお配りしてます。
手のひらサイズの小冊子ですが、我ながら8ページに片手袋研究が簡潔にまとまってると思います。
基本的には直接お渡しする以外ないのですが、東京都文京区にある「往来堂書店」さんのレジ前と、昨年写真展とトークイベントをやらせてもらった谷中の「ひるねこBOOKS」さんに置かせてもらってます。お近くの方はお立ち寄りの際に是非ご覧下さい。
また、メールで住所等教えて頂ければ郵便でお送りしますので。もしそのような奇特な方がいらっしゃったらご連絡くださいませ!
katateblog@gmail.com 石井公二まで