きょうは娘を学校に送りながら、駅前をぶらぶらウィンドショッピングをしました。あてもなくいろいろお店をみて歩くのは嫌いじゃありません。ヨーカ堂で、県南のおいしいものを売っていました。十六代池田家のお豆腐と、十文字のお饅頭とラーメンを買ってきました。こういうものが、もっと近くのスーパーでも買えるようになったらいいと思います。秋田でつくったものを、もっとわたしたちが消費して、循環しましょう。
駅前に賑わいがなぜ必要なのかをずっと考えていました。ノスタルジーかなあ・・。人がわんさかいた、金座街や広小路を、ただなつかしく思っているだけかなあ・・。歩きながら考えました。
街を歩いていても、車で走っていても、空き店舗ばかり目につくと、心がさみしくなります。街は文化なのだと思います。秋田市はそれを棄てて来ました。文化都市と標榜しながら、それを棄ててきたのです。
今日の市の広報には、中心市街地は「城下町ルネッサンス」をめざす・・とありました。市街地の商店や住民と協議した結果、出てきたコンセプトなのでしょうか?
由緒ある町名も棄ててきた、秋田市が、城下町をめざす・・。はあ~?という感じがするのですが。
文教堂に行ったら、洋泉社というところから出ている、「地方を殺すな!」という本が目にとまり、買ってきました。大型店につぶされそうな街、生き残りをはかる街・・。
日本がどこにむかっているのか、みえてくるかもしれませんね。