レールもリガーも何もかも外されてスッキリリンのデッキ
本当は、家でゆっくりして、年賀状作成の準備をするつもりでした。
某CDを予約に行き、そこで久々にクワガタの師匠とばったり会いました。
元気そうでなによりです。来年はぜひいっしょに白崎に行きましょう。
その足で艇庫に向かい、11時前から作業開始。
気温は14℃くらいだったと思いますが、南向きの艇庫は風もなくポカポカ陽気で心地よかったです。
今日メンテナンスしたのは、クラブの共有艇1号になったJ2の赤いシングル。見た目はきれいだけど、よく見るとあちこち損傷がありまして、覚悟を決めての作業になりました。
リガーは外した状態なので、艇本体のトップボールとレーンプレート取り付け部分以外のすべてのネジ類を外して洗浄&グリスアップ。ストレッチャーのレールのギザギザ部分のネジまで外して洗浄しました。
そして、ストレッチャーを外してバラそうと思い、裏返してみると、ひどく錆ついていてどうしようもない状況。
そしてシューズのプレートはストレッチャーから外れたけど、プレートからシューズは外せなかったです。
しかも高価なアディダスのシューズは日本人には幅が狭いので、幅広のシューズに交換する必要ありです。
というかストレッチャーはASSYで交換しなければならないでしょう。(とりあえずは使えるけど・・・)
そして、シートも、左リアのコロが外せないという大問題が発生!
ネジを緩めようとすると、なぜかシャフトごと空回り状態。
いろいろ考えた末、シャフトを傷つけないようにウェスで巻いて、そこをプライヤーで固定してコロのネジを緩めてみた。
なんとか外れた。
入念に洗浄してグリスアップして、慎重に組み上げ、納得いくレベルではないものの、それなりに動いてくれたので、とりあえず良しとしよう。
艇本体のメンテナンスはとりあえず終了。
続いてリガーだ。
ホコリをかぶっていて、見た目はかなり汚れていたが、洗剤で洗い流すと、以外とあっさり奇麗になり、ほっとした。
とりあえず両方とも艇に仮止めし、慎重に増し締めした。
ナットとクラッチとワッシャを外してみると、潮でエライことになっていたが、こちらも洗浄すればなんなく汚れが落ちてくれたので良かった。
そして、ピンだけの状態にして、まずスパンを調整。
ミリ単位の微妙な調整はけっこう面倒で時間がかかってしまった。
そして外傾の調整。ピンを痛めないようにウェスを巻いて鉄パイプで調整。
水平を取るのに手こずりながらも難なくクリア。
しかし、Sサイドのカバー角がなかなか決まらず、それだけで20分近く格闘してしまった。
クラッチのパーツを取りつけて、バックステーを付けてなんとか組み上がったシングル。
結局すべての作業に4時間もかかりました。
クラブの皆さん、明日から乗ってくださいね。共有艇1号ですから、取扱いは丁寧にお願いしますよ。(ハイトは適当ですけど…。)
艇庫が狭くなってしまいました(重大なもんだいです)
一人で出し入れ不可能?