もう1週間以上前の話になってしまいましたが 10月3日、4日に1泊2日で和歌山県の海南市にある県立自然博物館での主催事業『親子で体験・夜の水族館』に参加してきました。
3日の14時に集合して、4日の10時30分に解散という、まずまずの長丁場。
夜の水族館体験で何故こんなに長時間?と思いますよね。
それはですね、『水族館を徹底的に楽しんでいってくださいね』という主催者側の計らいというところですかね~。
14時すぎにオリエンテーションがあり、おおまかな日程を確認したのち、さっそく活動開始
まず水族館探検。
一般人が入れない、地下室から2階の標本室、館長室に職員の机、水槽の裏部分や、上からの様子の見学と説明の後、1階展示室に移って、各水槽や標本類、化石などの説明を受けました。
ひととおり見て回った後、大水槽の魚たちにエサやり。
それと、16時、19時、21時半、翌朝7時半と、4回の水槽観察。
就寝は22時で、大水槽の前におふろマットを敷き、その上に各自持参した寝袋やら毛布にくるまって寝るんです。ただし、レクチャールームは消灯なし。(いろいろ訳ありでして)
ひとつ言い忘れてましたが、『メインイベントは水槽観察ではない』ということ
そう、水槽観察以外に2つのメインイベントがあったんです。
そのひとつは、オリエンテーションで、各家族に配られた1冊のレジュメの後半部分に記載されていた、莫大な数の難問・奇問・珍問満載の問題集を解くこと。
いや~、これが強烈に難しくて、泣かされましたよ。
というのも、レクチャールームの書庫にあるさかな図鑑や、爬虫類、海辺の生き物、イソギンチャクやウニ、ナマコ類の専門書に加え、持参した漢字辞典、電子辞書をテーブルに積み重ねて、ページを繰って調べ上げるといった作業を延々繰り返すもの。
資料で判らぬものは、消灯された水槽へ懐中電灯持参で、実際の生物を観察して回答を導くといった、地味で気長な作業。
4人がかりで(といっても、殆ど親2人)トライして、夜中の12時まで格闘し、翌朝に持ち越し、9時半ごろようやく完成!
大学の締め切り前日のレポート作成作業といったところでして、実に苦しかった。
もうひとつは、20時~21時に行った『市町村当てクイズ』という名目の肝試しヒントを頼りに近畿の4つの市町村名を当てるクイズ。
そのヒントというのが、館内のいたるところ20か所にヒントが入ったカゴが置かれており、それらを見つけ出してきて答えを導くんですが、
館内には、数名のビックリマンが隠れているという設定。
しかも館内は、ほとんどが真っ暗なので、懐中電灯の明かりを頼りに探し出すんです。
怖かった~ちゅうか、怖すぎ。
子供たちは開始2分ぐらいでリタイヤ。 15分くらいは奥さんも粘っていたが、リタイヤ。
ちゅうわけで、ウチ一人で行動。怖いっちゅうねん。
もう、出るわ出るわビックリマン。しかも真っ暗闇の地下ボイラー室や、2階標本室の棚の間から、なんの音もたてず『ヌー』っと。
1階展示室のオオサンショウウオの水槽付近からは、ローラー付きの板に波乗り状態でオオウミガメ男が出た時はヤバかった。
なんとか20個中19個のヒントを見つけ出し、トップで全問クリアしたよ。 そして翌朝、解散前の問題集の答え合わせ。
間違いまくりでした。
ちゅうか、難しすぎですわ。
いや~、とにかくめっちゃ楽しかったです。
でも、来年はもういいかな?