昨晩と今日、ばあちゃんがお布団から自分で立ち上がることができないことがあった。手を貸して抱き起こそうとすると身体の痛みを訴えるので容易ではない。痩せているので、皮膚を触られる程度でも神経が刺激されるのか、反射的に痛いと言う。89歳だから自然の成り行きなのかもしれないけど、老いの現実は厳しく、寂しいものだ。施設に入った方が楽に過ごせそうかもしれないとも、ばあちゃんに似合わない弱気なことを言い出した。トイレに行くのにも難儀することはかなり切実な問題のようだ。
明日は仕事始めだ。僕も常勤の仕事をしているので日中はばあちゃんを看れないため、朝と晩だけヘルパーさんに家に来てもらっているだけでは心配なので、これからしばらくの間、お昼も来て頂くようにヘルパーさんにお願いした。