日経Web版のデータディスカバリーに「カロリーから廃棄まで 大国にみる世界の食事情」という面白い記事が掲載されている。
http://vdata.nikkei.com/datadiscovery/08calorie/
生産や輸入を通じ国内で供給されたカロリー(国民1人・1日あたり)比較では、大国16カ国で最も高い米国を筆頭に、4カ国が3500キロカロリー超だとか。
供給カロリーの差は、肥満度にも表れていて、18歳以上で、肥満とされるBMIが25以上の人の比率(2014年)は米国の67%を筆頭に、欧米勢が高い。日本は24%で比較的低い。4分の1の割合は低いとも言えないけど。
経済成長で中間層や富裕層が拡大しているにもかかわらず、供給カロリーや肥満率は下位のインド。カロリーを主な食料分類別にみると、肉類は1人1日あたり15キロカロリーと16カ国で最低。最も多い中国の32分の1しかないのだとか。宗教上の理由で菜食主義者が多く、穀物や豆が中心であるインドの食文化を映していると記事には記されている。インドの食文化に日本も学ぶところがありそうだ。
子供の頃は日本でも今ほど肉類は食卓に出ず、あまり食べなかった(食べれなかったというのが正確かも・・)。その代替品として鯨肉が出ていたが。
この記事を見て、日本の和食について考えさせられた。