風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

小椋佳さんの「私の履歴書」が面白い

2016-01-25 | 田舎暮らし


 日本経済新聞の「私の履歴書」が面白い。小椋佳さんが第一勧業銀行勤めをしながら二足の草鞋で作曲・歌手活動をしていた頃の思い出話だ。銀行にはコンサート活動はしない約束で作曲・歌手活動を続けるが、小椋佳さんがたった一度だけコンサートを開くことになる。その理由が銀行側からの勧めがあったことも今回初めて知った。
 あの時、小椋佳さんが美しい歌声をNHKのコンサートホールに響かせる放送をFMラジオで聴き、カセットテープにもライブ録音して、繰り返し聴いたものだ。あの頃がとても懐かしい。「私の履歴書」であのコンサートの時、小椋佳さんが32歳だったことを知った。コンサートの終わり頃になると、小椋佳さんの声が嗄れて気の毒なような状態だった。初めてのコンサートで張り切りすぎて歌いすぎたのだろうか。
 その後、銀行を辞めて作曲・歌手活動に専念することになり、岡山でも地方公演を開かれるなんてあの時は想像もできなかった。
 久しぶりに、若い頃の小椋佳さんの「潮騒のうた」を聴きたくなった。