不遜だけど僕は本気で神や仏に祈ったことはない。真面目に神仏を信心しないからといって無神論者でもない。神社仏閣に行けばお賽銭を入れて手を合わせる。
一昨日の夕方、機内から見た夕陽や富士山に霊験あらたかな気持ちになったし、唯一の趣味の登山で山に登って眼には見えない何か大切なもの、清浄なものを感じることはある。
自然界の山や木や石などに神々や精霊が宿ると考えるアニミズムの信仰は僕の単純な性格にも合っている。六根を清浄に保って心身を純一ならしめて自然界の山などをご神体と思って一木一草も神の姿とか神の所有と考えると日常の欲深い物欲や私物化願望まできれいに洗い流される気すらする。もっと山で心を清めて純な心とシンプルな生き方に還っていかなくいけないなあ。