モンベル社から送られてきた季刊誌OUTWARDを読む。
第10回モンベル・チャレンジ・アワードの受賞記念対談が面白い。モンベル代表の辰野勇さんが受賞者の冒険家、関口裕樹さんと語り合う冒険談。この狭い地球上で冒険できるフィールドが年々少なくなってきたと感じているけど、なんのなんの、まだまだ冒険のフィールドは尽きることがなさようだ。関口さんの次の冒険は冬に全面凍結するバイカル湖をソリを曳いて徒歩で縦断する計画だ。
こんな生き生きと熱く冒険を語る若者が日本にいることが嬉しい。
毎号、この小冊子で一番楽しみにしているコラムは社主辰野勇さんの「軌跡」だ。文末の一行が胸を打った。
「あきらめず、愚直に、描いた「夢」に向かって、一歩一歩、歩み続けることこそが、悔いなく終える人生をまっとうする道と私は信じる」
いくつになっても、でっかい「夢」を持って、その「夢」を追いかけたいなあ。辰野勇さんに倣って。