風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

日本の平均寿命84歳

2015-05-14 | 健康


 出勤する時、庭の片隅に敷いているレンガの隙間から美しい花が咲いているのに初めて気付く。これまで気付かなかったことが不思議だ。
 花の名前は知らないけど、珍しい色合いなのでiPhoneでカシャってした。

 アメリカ東部のフィラデルフィアの列車の脱線事故のニュースに驚く。まだ原因は公表されていないけど、10年前に起きたJR福知山線の脱線事故同様、スピードの出し過ぎのような気がする。高度に文明化された大都市での快適な生活は実は大きな危険や死と常に隣り合わせというのが現実なのだろうか。

 世界保健機構WHOが2015年版の世界保健統計を発表した。2013年の日本の平均寿命が84歳で、引き続き世界一をキープしたようだ。平均寿命は健康寿命とイコールではないので、人生の長さより中味や内容を重視して、ピンピンコロリを僕は望んでいる。寝たきりや認知症で人にお世話になったり子供たちに迷惑をかけて長生きしたいとは思わない。それにしても84歳までの道程は思いのほか険しく厳しいように思え、一人ため息をつく。


独身おじさんの野菜炒め

2015-05-13 | 健康


 2週間ほど前から左目が痒くなったので眼科で切開して治してもらった。その後、処方箋を持って調剤薬局に薬をもらいに行くと受付にネパール大地震救援の募金箱が置かれてあった。わずかな釣り銭を入れさせてもらう。
 ネパールでは再びマグニチュード7.3の地震があったとニュースで報じられている。純朴で穏やかな国民性の国なので、国際的な支援活動を受け入れながら国民が助け合って力強く復興に向かうことを心より願っている。

 スーパーで新タマネギを買い、豚肉と炒めてオイスターソースで味付けしたら結構、美味しかった。料理と呼べるほどでもないけど、調理らしいことをしてみようかという気持ちに変わってきた心模様が嬉しかった。食べきりサイズの総菜ばかり食べることにも飽きてきたし、ちょこっとした調理をこれからしていこう。僕の心も少しずつ復興しつつある。


日本一低い山 標高3.6mの御山

2015-05-12 | 山歩き


 飯野山の駐車場を発ち、高速道路を30分ほど走ると東かがわ市の白鳥神社に到着した。神社の境内を抜けて白鳥海岸の松林に出て、日本一の低山をめざす、というか、低山を探し歩く。広大な白砂の松林はどこまでも延びやかに広がっている。
 この白鳥海岸の白砂青松は「日本の白砂青松百選」にも選ばれていて、松林は境内の一部。神社の境内地は4万坪に及ぶ。



 松林の中を探し歩くと、めざす日本一低山は見つかった。
 標高3.6mの御山(みやま)だ。紛れもない山とはとても言えない。平坦な砂浜に日本一低山の標識がぽつんと立っていた。
 社務所まで引き返し登頂証明書をもらう。門前の饅頭屋「みなとや」で証明印を押してもらって、日本一低い山、御山の登山証明書が完成した。讃岐富士と御山、両山の頂を踏み、今回の海外遠征(?)の目的を無事達成した。 



 再び高速道路で坂出まで戻り、瀬戸大橋を渡って帰路についた。標高3.6mの御山はシャレにすぎないけど、讃岐富士は何度登っても新しい発見のある山だ。ウィークエンド山ヤには里山、低山歩きの愉しみは尽きない。


讃岐富士に登る

2015-05-11 | 山歩き


 車で瀬戸大橋をわたって、香川県丸亀市・坂出市境の飯野山、別名讃岐富士に登った。標高はわずか422mの里山の低山だけど、端正な山容の山で讃岐富士の呼称がぴったりする。
 お天気も良くて、登山者も多く、野外活動センター登山口の駐車場は混雑していた。なだらかな山道を登り始める。讃岐平野を眺めながららせん状に高度を上げ、少し汗ばむ頃には山頂に到着した。



 標高が422mなので、毎年4月22日を讃岐富士の日として丸亀市と坂出市の両観光協会主催のイベントが開催されているようだ。その時のポスターやチラシが残されているのを見つけて、イベントのことを初めて知った。そこには「おむすび山」という表現もあり、昔話に出てきそうなネーミングにほっこりする。
 登山口に駐車場に戻り、次の目的地、白鳥の松原に向かった。


Aura Soma #23 Love and Light

2015-05-10 | 健康


 アロマテラピーの先生からAura-Somaの桜色のボトル、#23のLove and Lightが心温まるお手紙とともに届いた。ありがたい。以前に頂いたブルーの#2と並べて眺める。揺すってみてまた眺めると自然と心が鎮まる。
 最愛の妻を失った僕の心の痛手を知ってくれている人がこの世にいるということが涙が出るほどありがたく感じる。だから添えられた文章の一文字一文字が心の奥底まで響く。一日も早く立ち直らなくてはいけないと思う。



 アロマAura-Somaの#23と#2を交互に手首に付けて嗅ぐ。どちらも独特の優しい香りがする。歩みは鈍くても確実に一日一日、精神的に立ち直りつつあることを実感する。どん底の気持ちの状態は続いているけど、あと少しの時間があればという光明も見えてところまできている感じがする。友人や知人のさりげない励ましに応えるためにも、頑張らなくては・・・・


東京出張

2015-05-09 | 田舎暮らし


 ゴールデンウィークに東京の娘と5日間過ごして岡山に戻った2日後、再び東京に出張で出掛けることになった。連休が終わったので、空港も街も家族連れの姿はまばらとなり、数日前の混雑と賑わいが嘘のようだった。
 田舎で暮らし、たまに東京に出てくると街で通り過ぎる自動車がやたらベンツやBMWに代表される高級車が多いことに気付く。都会では車を所有すること自体が難しいはずなので、高級車を持つことのステータス性は田舎以上かもしれない。トマ・ピケティの切り口でなくても、次第に日本は資本所得と労働所得の格差にとどまらず雇用者と失業者、正規と非正規雇用の格差など社会不安の要素が増してきているように思えるし、東京で高級車の割合が田舎と比べて大きいのも格差を反映しているのかもしれない。電車の中では憔悴した人々がスマホに力なく向き合い、孤独に現実逃避している。やはり東京は病んでいるように見える。

  新しき明日の来るを信ずといふ
      自分の言葉に嘘はなけれど
    
             石川啄木


娘の引っ越しで上京

2015-05-07 | Weblog


 ゴールデンウィークが終わった。東京で暮らす娘がマンションを引っ越すことになり、その手伝いのために一人上京した。
 同じ町内の引っ越しなので距離は短いけど女性ならではの大荷物。新居に荷物を運び込み、新たに購入した家具を組み立てたりで、5ヶ間の肉体労働はいささか老体にこたえた。
 岡山に戻るとき羽田空港の搭乗口のそばにあるマッサージチェアに座った。10分間200円の贅沢を2セット、至福のマッサージを愉しむ。初めての体験だったけど、腰などの疲労した筋肉がほぐされて気持ちよかった。

安倍首相の米議会演説

2015-05-01 | Weblog


 アメリカ議会上下両院合同会議で「希望の同盟へ」と題する安倍首相の演説の全文が朝日新聞に掲載された。テレビニュースで演説の晴れやかな様子や演説の一部は観てわかっていたけど、新聞記事で全文を読んで初めて演説の全容を知った。
 演説を読んだ感想は、全体を通した話の展開は実によく練り上げられ、組み立てられ、構成された躍動感溢れる名文と言えるだろう。岸信介の演説内容から演説は展開される。特に言葉を飾ることもなく、安倍首相の青年時代の経験談が散りばめられ、昭恵夫人もジョークで登場する。
 読み終えた読後感はよかった。彼の決して流暢とは言えない英語で聴く演説もいいけれど、文章で読むのもいい。学校教育で利用されてもいいかもしれない。この演説を読んで、将来政治家をめざす子供がうまれないともかぎらない。いずれにせよ日本の歴代首相の中で、米国議会で演説をした安倍首相を一国民として誇らしく思うし、ぜひこの演説内容が広く国民に知られ、後世に伝えられることを願う。