風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

インバウンド消費 飲食費に期待 

2016-01-13 | 田舎暮らし


 新語・流行語大賞に選ばれた「爆買い」だけど、観光庁の調査によると昨年7〜9月の訪日外国人旅行者消費額は前年同期比81.8%増の1兆9億円だったようだ。
 費目別に見ると、
        金額    構成比
  買い物代 4,039億円  40.4%
  宿泊料  2,606億円  26.0%
  飲食費  1,843億円  18.4%

 インバウンド消費の中心は買い物であることはこの調査結果でも明らかだ。しかし飲食費も侮れない。爆食いとはいかないだろうけど、日本食を食べたい旅行者の意欲は旺盛なようだ。国内の個人消費は持ち直したとは言い難い状況なので、今年も活発なインバウンド消費に期待したい。


ジビエ料理に期待

2016-01-12 | 田舎暮らし


 BE-PAL2月号が届いた。パラパラとめくると「ほんとうにおいしいジビエレストラン」という記事が目を引いた。
 今、全国いたるところでイノシシやシカが増えて農作物にも大きな被害が出ている。里山の手入れが行き届かないことや猟師が減っていることなど原因は色々とあるのだろうけど、ジビエ料理が普及すれば猟師の生計を支える好循環が生まれそうだ。そのためにもジビエ料理が美味しくてオシャレでなくてはならない。BE-PALに登場しているレストランはいずれもオシャレで食がそそられる。こうでなくてはならない。



 意外と近くにもジビエレストランがあることがわかった。岡山県北の美作市にあるフレル食堂だ。近いうちに一度訪ねて、フレル定食を食べてみたいものだ。


http://nambatei.com/shop/fureru-syokudo


源与門のうなぎ

2016-01-11 | トイプードル


 法事で久しぶりに帰省した。ハンナにとっては初めての遠出ドライブ、越前の旅だった。
 法要の後、「ラポーゼかわだ」で会食をしてそのまま親戚一同で泊まることになったため、ハンナはペットホテルVowwowに預けることにした。ハンナにとっては、初めてのペットホテル体験だ。どんなホテルか心配だったけど、想像以上に清潔感あふれる綺麗なお店だったので一安心。寂しい思いをさせることなり、ハンナにすまないなあという思いはあったけど、これも一つの経験だからと潔くハンナをVowwowに預けて「ラポーゼかわだ」に向かった。



 長い時間、盃を交わしながら、あれこれ積もる話は尽きることがなかった。法事は遠く離れた親戚同士に再会の場を提供してくれるありがたい仏教行事だと改めて思う。



 翌日、敦賀インターで一旦高速を降りて、三方まで寄り道をして「源与門」でうなぎを食べて帰った。冬のうなぎは特別美味しかった。



 そのまま舞鶴道・山陽道を経由して家路についた。
 古里は遠きにありて想うもの。一泊だけの帰省だったけど、たくさんの元気をもらい、心身ともにリフレッシュできた。


インドの食文化

2016-01-08 | 健康


 日経Web版のデータディスカバリーに「カロリーから廃棄まで 大国にみる世界の食事情」という面白い記事が掲載されている。
 http://vdata.nikkei.com/datadiscovery/08calorie/
 生産や輸入を通じ国内で供給されたカロリー(国民1人・1日あたり)比較では、大国16カ国で最も高い米国を筆頭に、4カ国が3500キロカロリー超だとか。
 供給カロリーの差は、肥満度にも表れていて、18歳以上で、肥満とされるBMIが25以上の人の比率(2014年)は米国の67%を筆頭に、欧米勢が高い。日本は24%で比較的低い。4分の1の割合は低いとも言えないけど。
 経済成長で中間層や富裕層が拡大しているにもかかわらず、供給カロリーや肥満率は下位のインド。カロリーを主な食料分類別にみると、肉類は1人1日あたり15キロカロリーと16カ国で最低。最も多い中国の32分の1しかないのだとか。宗教上の理由で菜食主義者が多く、穀物や豆が中心であるインドの食文化を映していると記事には記されている。インドの食文化に日本も学ぶところがありそうだ。
 子供の頃は日本でも今ほど肉類は食卓に出ず、あまり食べなかった(食べれなかったというのが正確かも・・)。その代替品として鯨肉が出ていたが。
 この記事を見て、日本の和食について考えさせられた。

株価が冴えない

2016-01-07 | 田舎暮らし


 年初から株価が冴えない。サウジとイランの外交断絶や北朝鮮の核実験など不穏な国際情勢だから株式リスクを回避するのはやむをえない動きかもしれない。
 世界的には上げ潮ムードだっただけに残念でならない。
 今年一年、どういう年になるのだろう。
 ハンナは朝から無邪気に一人で遊んでいる。世界の動きなどに何の関心も期待も不安も抱かない生き方もいい。


ベッドは老人に優しい

2016-01-06 | 健康


 ばあちゃんが寝起きのたびに身体に痛みを感じるようになり、トイレに行くのが辛いので、数日前からお布団よりベッドの方がいいと言い出した。昨晩、息子夫婦が来たついでにリビングのソファーベッドをばあちゃんの和室に移動してベッドを整えた。そのせいか、昨晩は大声で痛みを訴えることもなく、静かにトイレに行っていた。
 洋式便座とベッドは今ではすっかり日本の生活様式に馴染んでいるから、ベッドを取り入れるのは自然の流れだと思う。何事にも保守的なうちのばあちゃんまでベッドで寝起きすることを希望するとはこれまで想像できなかったけど、特に老人に優しい生活用具なのだからもっと早く設置してあげた方がよかったなあとちょっぴり反省した。




足るを知る者は富む

2016-01-05 | トイプードル


 今日は仕事始め。ようやく今日からシャキンとした生活が始まるので朝から気が引き締まる。
 今年もこれといった気高いこころざしはないけど、自然体で「知足者富」(足るを知る者は富む)の心で日々を過ごしたいと思う。
 朝はラジオ深夜便「明日へのことば」で目覚め、ハンナと散歩をして、仕事に出かける。単調だけどこれが今の僕には最高に満ち足りた朝の暮らしだ。
 さあ、そろそろ散歩に出かけようか、ハンナ。


老いの現実

2016-01-04 | 健康


 昨晩と今日、ばあちゃんがお布団から自分で立ち上がることができないことがあった。手を貸して抱き起こそうとすると身体の痛みを訴えるので容易ではない。痩せているので、皮膚を触られる程度でも神経が刺激されるのか、反射的に痛いと言う。89歳だから自然の成り行きなのかもしれないけど、老いの現実は厳しく、寂しいものだ。施設に入った方が楽に過ごせそうかもしれないとも、ばあちゃんに似合わない弱気なことを言い出した。トイレに行くのにも難儀することはかなり切実な問題のようだ。
 明日は仕事始めだ。僕も常勤の仕事をしているので日中はばあちゃんを看れないため、朝と晩だけヘルパーさんに家に来てもらっているだけでは心配なので、これからしばらくの間、お昼も来て頂くようにヘルパーさんにお願いした。
 

日本はどこに向かうのか

2016-01-03 | 田舎暮らし


 正月休みが終わり、帰省していた娘を岡山駅まで見送りに行く。駅周辺は人と車で大混雑していた。一地方都市に似合わないこの賑わいは休み明けを前に、街が落ち着きを取り戻し活動を開始するための単なるセレモニーのようにも見える。



 ニューヨークの賑わいはどこか違っていた。ニューヨークは多民族が言語や宗教の違いを超えて混ざり合うことでエネルギーを生み出す都市だからか、日本の落ち着いた賑わいとは本質的に違っていたように思う。ホリデーシーズンの賑わいに、格差社会の進行したニューヨークではどこか深いところで人々は醒めきっているようにも感じた。
 日本はこれからどこに向かうのか。
 日本の街にはまだ多くの美しい笑顔が満ちている。公共交通システムなどニューヨークに学ぶことはまだあっても、トータルして正解でも目指すべきモデルでもない。むしろ反面教師として批判的に学ぶべきなのだろう。



 愛想笑いでなくて真の微笑みが少ないと感じるのはなぜなのか。また、日常の食生活をおそろかにしすぎていないか。毎日の食に時間と金と知恵をかける余裕を失っていないか。貧富の格差の拡大にこれから先、どれだけ歯止めをかけれるのか。人々の何気ない会話からmoneyと言う単語が多く聞こえてくるのは異常すぎないか。
 日本の街の清潔さ、食の質の高さと豊富さ、控えめで心のこもったサービス、ほどほどの格差社会など日本の優れた点は数多い。
 これから日本はもっと優れた点を前面に出して歪んだ世界のスタンダードを正していかなくてはいけないのかもしれない。
 今回の旅で写した多くの写真をPCの画面で懐かしみながら、ぼんやりとそんなことを考えている。



なぜ人は旅に出るのか

2016-01-02 | 健康


 短いニューヨーク一人旅が終わった。一度は歩いてみたかった憧憬のセントラルパークやブルックリン橋やハイラインを歩くことができた。
 人はなぜ旅に出るのか。自分の今の暮らしを見つめ直すためなのかもしれない。毎日の単調な暮らしの中に小さくても確かな幸せがあるということが、非日常の旅の自由な時間の中で異空間のフィルターを通すことで新鮮な感覚ではっきり見えてくるものだ。僕の暮らしはこれからもこの岡山の地にある。



 新しい年が始まった。一日一日を自然体で大切に生きよう。
 よく生きよう。