11月12日長門峡散策を終えた後、相変わらず空は曇りがち、時間も遅くなったし、十種ヶ峰の山頂からの展望も望めそうにないので自宅へと向かう・・つもりが!長門峡の近くの物見ヶ岳登山口が気になり立寄ってみることに。今にも雨が降りそうな暗雲が垂れ下がっているので山麓の沢沿いの道でも楽しもうと歩き始めた。だが雨は降らず、結局山頂まで歩いた。3年ぶりの山頂だったが、山頂から南へ約100m下ったところの天狗岩までは刈り込まれ整備された道が続いていた。山頂の展望は無いが、天狗岩の展望は西北面を除きすべて見渡せる(270度ぐらいか)。これでアプローチ良し、展望良しの魅力的な山に生まれ変わっていた。但し、沢沿いのトラバース道では崩壊箇所が2箇所(内1箇所は最近のもの)あり注意を要する。またここを歩きなさいといった道ばかりでなく、沢沿いの道あり、急角度の道ありで要所に目印はあるもののルートファインディングを慎重に取り歩くことが必要なコースと言える。山慣れたベテランの方には楽しく、味のあるコースではないだろうか。
今回はこの看板近くの空き地に車を止め、上り110分、下り70分のコースタイムだった。どこを起点にするかで変わるだろうし、例によって周囲をキョロキョロ見ながら写真をたっぷり撮って歩いたのでスローペースだ。
黄緑
きいろのトンネルの登山道
もみじもほのかに紅葉
これは色が濃い
落ち葉の舞い散る停車場ではなくて登山道。
きいろとだいだい
天狗岩より南方の展望、墨絵のようだ。中央上ちら見えのピークは火ノ山から亀山の稜線に間違いない。
天狗岩から防府方面、白石山、真田ヶ岳、大平山、右ヶ岳、大海山、火ノ山連峰、蕎麦ヶ岳、魚切山、狐ヶ峰等のピークが望める。
天狗岩から高羽ヶ岳を望む。高羽は若い頃から気になりながらブッシュ気味なのでいまだに未登、最近森のクマさんが歩かれた長門峡道の駅Pを起点とした物見~高羽周回コースをまた近いうちに歩いてみよう。