かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

粉雪舞う東鳳翩山へ

2011年01月10日 | 山歩き
正月休みをはさんだせいもあるのか、山歩きに対して一向に意気が上がらない。
今朝、起きてみると、庭の一部が薄っすらと雪化粧をしている。

ならば、清水の舞台から飛び降りる気持ち?で昨年暮れあたりに気になっていたコースを歩くことにする。
二つ堂登山口から東鳳翩山頂までは先行者のトレースを踏んで歩いたが、鞍部~坂堂峠~六軒茶屋間は
積雪10~20cm程度、つぼ足で歩くには最適な積雪量で、バージンスノーを快適に歩けた。

萩往還道も一部は石畳の道になっている。表面が濡れている時は滑りやすく注意が必要です。
また、鞍部から板堂峠までは丸太階段が続き、野趣にも欠け、歩きにくいが、今日は積雪のお陰で段差を
気にせずに歩けた。このコース、そこそこの雪が降った時はスノーハイク入門の山として良さそうです。

コースタイム
駐車地→二つ堂登山口(12分)→鞍部(77分)→東鳳翩山頂(23分)→鞍部(14分)→ショウゲン別れ(58分)
→坂堂峠(27分)→六軒茶屋跡(28分)→萩往還入口(17分)→駐車地(11分) 周回合計 267分(4時間27分)

大まかな歩行ルート図

錦鶏湖西部の運動広場の駐車場に車を止め歩き始める。

ほどなく二つ堂登山口

歩き始めはそれなりの雪

雪景色も楽しみながらゆっくりと歩く。

杉林をトラバースする。

鞍部に出ると積雪は30cmぐらいか。

雪のトンネルを抜ける。

山頂を望む。

トレースと東鳳翩山頂方面、新日本百名山になってから二ツ堂からの登山者が増えたようだ。

ミツバツツジにも雪の華

山頂の寒暖計は-1℃を示していたが、無風に近いので寒さはさほど感じなかった。

静かな山頂

しばらくすると男性4人のパーティが来られ、にぎやかになる。ちょっと話してみると山口山岳会のOBの方だった。
色々情報交換をしていると、リーダーの方は8年前に「大海山歩こう会」を開催した時、参加され、差し入れなども
頂いた方だった。さらに話をしているとメンバーのFさんは私と同じF高校のOBで同級ということがわかった。
1年の時、同じクラスだったようだが、何しろ45年ぶりの再会なので記憶が定かではない。
世の中本当に狭いものじゃ、あまり人の道に外れるようなことはしてはいかんなと。

まだいろんな話はしたかったが、自身ちょっと大回りするので後ろ髪引かれる思いで?山頂を後にする。
そう言えば昨年の狐ヶ峰、一昨日の大海山でも山つながりの方と思いがけず出合ったのだ。

鞍部まで降りてみると団体さんが休憩を取られていた。簡単に挨拶を交わし、板堂峠方面に向かう。

今日は誰も歩いていない雪のトンネルを歩く。

いつもは面白くない丸太階段の道も、雪でかき消され、快適に歩けた。

ボクの後には道が出来る。

枝が登山道をふさぐこともあるが、風情も楽しめる。

ショウゲン別れ分岐道標

雪の無い東屋の下でちょっと一休み、今日の行動食はサンドイッチ1包、バナナ1本、ビスケット数枚、
水分(ホットコーヒー)0.2Lと変わらずの省エネ歩行?

板堂峠を過ぎればすぐに萩往還道、歴史を刻んだ道だ。

一度R-62に出て再び萩往還道へ、六軒茶屋下と、つごう2度車道を横断することになる。
ここから車道を歩いても良いが、単調かつ遠回りになる。

一里塚跡

六軒茶屋跡

六軒茶屋説明板

萩往還説明板

萩往還道と前方の古城ヶ岳・・・登山道はあるらしいが今だに未登り・・・いずれ歩いてみたいものだ。

上天花町奥にある萩往還道入口、ここから駐車地までは約10分で着く。

雪山を歩く楽しさを少し思い出した一日になった。これをきっかけにしてせいぜい出かけられたらいい。

ところで鈍足のせいか、あるいは代謝が悪いのか、なかなか汗をかかない。装備は最小限で歩くことが多く軽荷だ。
この時期に汗をかこうと思えば装備を重くするしかないのかな?だとすると火器なども持ち歩き、山ごはんなど
再開しようかなと?ふと思った。やや重くして訓練目的で里山を歩くのもええかな?