2月15日、16日Mさんのお誘いで、仲間4名で厳冬期の伯耆大山を歩くことになった。
長く出番の無かったピッケルや10本爪アイゼンを準備、装着し、2日目に山頂近くまでたどり着くことが出来た。
1日目元谷小屋まで散策も兼ねて往復 みせん荘(14:10)→元谷小屋(15:10~15:45)→みせん荘(16:55)
上り 60分 下り 70分
2日目夏山登山道を往復 みせん荘(7:50)→山頂小屋(11:50~12:35) →みせん荘(14:25)
上り 4時間 下り 1時間50分。
6合目避難小屋を通過したあたりから、風が強くなり、一旦避難小屋に引き返し、再登して頂上小屋に着く。
なお、早朝から出発した登山者のほとんどは5合目~8合目まで行き、強風のため引き返していた。
午後より天候は回復傾向となり、やや遅めに頂上小屋に着いた私達はラッキーとしか言いようがない。
みせん荘の主人によると、ここ最近では今日が天候が一番安定していて、明日からまた荒れるとのことだった。
当日13時の頂上小屋付近の気温は-9℃、風速10m前後だったが、午前中はもっと荒れていた。
1日目元谷へ散策に出かける。
雪深いブナの森を行く。
元谷小屋でティータイム休憩の後、尻セードに興じる。自身も山女子のリクエストに答え数度トライしてみる。
帰途、かって信仰の聖地とされ、僧兵達が修行に励んだ金門に立ち寄ってみる。
何年ぶりだろうか、記憶が定かではない。
宿泊したみせん荘に着きました。
2日目の出発
樹林帯を抜ける4合目過ぎまではそよ風程度だったが、抜けると結構な強風に晒され、しごかれる。
何とかたどり着いた頂上小屋、ほっと一息つき、ゆっくりめの休憩を取る。
なお、低温、強風下ではデジカメのバッテリー性能も低下したこともあり、写真を撮る気になれなかった。
下山を開始し、しばらくすると天候も回復し、上りの天候がウソのような体感気温になった。
下山したら北壁の稜線がくっきり見えるような好天になった。
やや厳しい条件ながら厳冬期の伯耆大山をたっぷりと楽しむことが出来た。
同行頂いたメンバー全員に感謝をしたい。