自身が若い頃、東鳳翩山頂より南に延びる尾根を辿り、吉敷へと下るコースがあり、瑠璃光寺Pから歩いて
東鳳翩山に上り、吉敷へと下り、瑠璃光寺に歩いて戻るコースを夏山縦走の訓練コースとしてよく利用して
いた。現在ではヤブに覆われコースは消滅してしまったようだ。
吉敷から黄金の馬伝説コースが整備されたとの情報は得ていたが、今日、初めて歩いてみる。
黄金の馬伝説コースは登山者が多くないらしく、登山道は落ち葉や枯れ木に埋もれ、時々シダやぶ気味に
なっている。かっての登山道がそうであったこともあり、妙にノスタルジーを感じ、味のある登山道だった。
下りは地蔵峠に下るコースを歩いたが、中国自然歩道の事業により、登山道は広く、丸太階段も多いため、
かっての趣は失われ、野性味に欠けるコースとなってしまった。
コースタイム 林道脇P(10:30)→東鳳翩山頂(11:50~12:30)→林道脇P(13:40)
上り 1時間20分 下り 1時間10分
林道入口から少し入った道路脇の空き地に駐車する。やや荒れていることもあり、林道入口から約100m
戻った所の車道脇の空きスペースに停めた方が良い(5台程度駐車可)。
林道から山道への入口標識、ここまで駐車地から約20分。
山道入口
落ち葉に埋もれ、なかなか風情のある登山道だ。
黄金馬伝説の説明板、ひととおり通じて読んでみた。
かって牛馬が材木を運んだ道なんだろうか?
上がるにつれ残雪が現れる。
合流地点前の落葉樹の森は明るく光が良く届く。
地蔵峠コースとの合流地点
山頂を仰ぐ、かなりの残雪だ。
山頂に憩う登山者、今日は合計9名で賑わいました。
南部の展望、霞みが掛かり、視程はイマイチ。
下山道から仰ぎ見る西鳳翩山
地蔵峠、ここからは駐車地までは舗装道歩きです。
舗装道途中にある鳳翩山休憩所、立ち寄る人は少なそう。
満開のアセビが心を和ませる。
林道入口、ここを通って駐車地に戻る。
次回、機会を見て、瑠璃光寺~二ツ堂コース~山頂~吉敷コース~瑠璃光寺と周回縦走してみよう。