かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

植物観察のつもりが・・・。

2015年01月18日 | 山歩き

今年は関東以北の山へ遠征でもと密かに?考えている。ならば日々の鍛錬は
欠かさずやる必要がある。大海山、要害岳、大海山と3日連続で山歩き。

歩き始めて今日は何をテーマに歩こうかと考え、お勉強も兼ねて植物観察も
兼ねて歩くことにする。

カシの冬芽と残りどんぐり。

ネズミサシと我が郷土

カクレミノ・・・幼木の頃は葉が3裂し、その形が昔の雨具:みのに似ていることから
名付けられたらしいが、成木の葉の形からはその形は想像できない。
ヤマトナデシコは七変化する?がこれは二変化なのか。

コバノミツバツツジの実と花芽、花芽は葉芽と全く大きさがことなり、芽を観察
すれば今春の開花(花付き)予想が出来る。
なかには葉芽ばかりで開花の期待出来ない株もあった。

ツワブキの種、強風に晒されたら、飛んで、とんで、回って、まわ-る?のだろう。

かなり老木のヌルデの幹肌、かって幹に傷を付け、白い樹液を塗料として使っていたかららしい。

絡みついているのはテイカカズラ、表側から見える葉脈が特徴的だ。
式子内親王を愛した藤原定家が死後も彼女を忘れられず、定家葛(テイカカズラ)に生まれ変わり、
彼女の墓に絡みついたという伝説からきているらしい。なんとも恐い伝説だ。

アセビ(馬酔木)の葉、馬が食たら酔っぱらったようにヨタヨタするらしい。
鹿などの野生動物は良く知っていて、この木は食害に会うことはない。
アセビにしてみれば、命を繋ぐ術を身につけているということだろう。

クロモジの冬芽、早春に小さな黄色い花を咲かせることだろう。

大海山山頂で寛いでいると、阿知須から来られた親子連れに出合う。
勘十郎岳に向かうらしい。私も同方向なので森の案内人のくせなのか、
山頂から見える山の解説や知り得る範囲の植物の説明などしながら、
下山まで同行させてもらう。差し出がましいようだが、下山後は筋肉痛予防の
ためのストレッチ体操を伝授する。さて効果のほどは?天のみぞ知る。